2021/07/13（火）UP
（最終更新：2021/07/13 16:32）

ポイエーのパウンドや肘打ちをもらうマクレガー（©Getty Images／UFC）

　7月11日（日・日本時間）アメリカ・ネバダ州ラスベガスにて行われた『UFC264』で元UFC二階級同時王者コナー・マクレガー（32=アイルランド）とUFC世界ライト級暫定王者ダスティン・ポイエー（31=米国）の6ヶ月ぶり3度目の対戦は1R終了時、マクレガーの左足のスネの下部が曲がり、マクレガーは立てず。ドクターストップによりポイエーがTKO勝利した。
　この敗戦に、マクレガーと関わりのある様々な選手がそれぞれのリアクションを見せた。

マクレガーがスネの下部がぐにゃりと曲がり骨折したようで立ち上がれず、ポイエーが勝利した（C)Getty／UFC

　先ずは、マクレガーを17年にボクシングマッチで破った元ボクシング世界5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー（44＝米国）。メイウェザーは自身のSNSにこの試合でポイエー勝利になんと5万ドル（約552万円）を賭けたことを紹介。ポイエー勝利の為、8万5,714ドル（約947万円）を手にし、3万5,714ドル（約394万円）をもうけた。

　18年のタイトル戦でマクレガーに一本勝ちし、現役引退している元UFCライト級世界王者のハビブ・ヌルマゴメドフ（32=ロシア）は自身のSNSで「善は常に悪を倒す」と辛辣なメッセージ。続けて、勝者のポイエーに「年内に君がベルトを取ることを期待している」と祝福した。

マクレガーが立ったままスネが90度に曲がる瞬間= ESPNtwitterより

　マクレガーにボクシングマッチで対戦要求をしていた世界的人気のYouTuberジェイク・ポールはマクレガーが戦前「試合後に担架が必要になる」と取材で答えた映像とマクレガーが担架で運ばれる写真を合成したものをアップし、小馬鹿にした。

　その一方で、マクレガーを称賛するものもいる。元UFC女子バンタム級王者のロンダ・ラウジー（34=米国）だ。ラウジーは自身のSNSで「倒れながらも次の試合に向けてのプロモーションをするなんてすごい。私でも、そんな気持ちにならない。アナタがいて、UFCのファイターや関わるメディアの人達は幸運だ」と、TKO負けが決まった直後に「この戦いはまだ終わっていない」と叫び続けたマクレガーを“プロ”としての振る舞いと称賛。マクレガー自身もこの投稿に感謝のリツイートをしている。

　今回の試合について、百人百様の反応があるものの、マクレガーが試合後の自身のSNSに書いたメッセージ「皆、俺のような人間を求めている」の如く、その存在から目が離せないのは確かだ。

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