2021/08/06（金）UP
（最終更新：2021/08/06 18:38）

橋本（左）と鵜澤、因縁の対決が実現(C)K-1

　9月24日（金）後楽園ホールにて開催される『Krush.129』の第2弾カード発表会見が、5日都内にて行われ、Krushバンタム級ワンマッチの3試合が発表された。

　今年5月のK-1横浜武道館大会『K-1バンタム級日本最強決定トーナメント』でできた因縁が、Krushに舞台を変えて再燃だ。
　橋本実生（21＝K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）vs鵜澤悠也（25※試合時は26＝K-1ジム五反田チームキングス）の対戦が決定した。

　橋本は当初、同トーナメントへの出場が決まっていたが「感染症拡大防止のため、一定の待機期間を設ける必要のある選手」に該当することが判明したため欠場。捲土重来を期し、今大会で復帰する。

トーナメントで松本日向（右）をキックで攻める鵜澤

　一方の鵜澤は同トーナメントの一回戦で松本日向に敗戦しているが、注目を集めたのがトーナメントの開催が発表された記者会見だった。「俺は橋本実生をぶっ飛ばしたい。チヤホヤされている」と噛みついたのだ。これには橋本も「しばくぞ！」と怒りを露わにしていたが、2人の対戦は実現せず。　この遺恨は持ち越されていたが、中村拓己K-1プロデューサーは、この2人の対戦をこのタイミングで組むことが面白いと判断し、今大会でマッチメイクした。
　
　今回の会見では鵜澤が「この試合はスポーツじゃなくて喧嘩だと思っています。判定で勝ってもあんま意味ないかなと思ってて、だからKO決着で終わらせます」と言えば、橋本も「喧嘩って言われたので、そっちのほうが自分は得意なんで喧嘩しようかなと思っています」と応戦。

『Krush.129』ポスターの中央に橋本vs鵜澤の写真(C)K-1

　鵜澤が「KOはプロとして狙いたいんですけど、それとは別で単純に橋本実生が嫌いなんで。マットに沈めたいっていう俺の気持ち的な面があって、だからKOしたいんですね。担架で運んで帰らせたいんですよ」と挑発を続けると、橋本が「もうちょい乱闘になるぐらい来るんかなと思ってたら、なんも来うへんし、悔しいな」と乱闘を誘発するように、やり返す。「じゃあ今俺がお前とここで乱闘になって、殴ってこれんのかよ？」と引かない鵜澤。

　会見場は一触即発の雰囲気に包まれたが、結局乱闘にはならず。
　橋本は「俺に嫉妬してヤキモチ焼いとるから。モテるのは女だけでいい」、鵜澤は「9月に覚悟して待っとけ、クソガキ！」と最後まで火花を散らしたまま、決着は試合当日まで持ち越されることになった。

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