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【K-1】Krush王者・新美貴士が殴り込み、軍司泰斗との対戦で「最後まで倒しにいく、派手に勝って強さを見せたい」

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2021/07/31(土)UP

軍司(左)と新美(右)のフェザー級ワンマッチが横浜で実現

 9月20日(月・祝)神奈川・横浜アリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN〜よこはまつり〜』の第一弾対戦カード発表記者会見が、7月31日(土)都内にて行われた。

 K-1フェザー級(57.5kg)ワンマッチで、軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)と現Krushフェザー級王者・新美貴士(名古屋JKファクトリー)が対戦する。

 軍司は左右のフックをはじめとするパンチのテクニックを武器に17年9月にはKrushバンタム級王座を獲得。18年スーパー・バンタム級に転向し、リベンジとベルト戴冠をかけて20年9月に玖村将史の持つベルトに挑んだが、判定負け。その後、フェザー級に階級を上げると、亀本勇翔と森坂陸に連勝している。

Krushのリングではタイ人との国際戦も経験した軍司(左)

 軍司は、Krush現役王者との対戦が決まり「前回の試合より強い選手なので、気分は上がっていて、この試合をいい形で勝てばタイトルマッチが見えてくると思うので、しっかりここで勝とうかなと思っている」とモチベーションが上がっている。新美については、参戦したトーナメントを見た上で「どんどん強くなっている」と分析している。

 フェザー級に階級を変更したことで、以前よりは減量苦から解放された軍司。「当日の動きが100%で出せるようになって勝てるようになった」と好調の要因を語る。

新美(左)の強烈な左フック

 新美の圧力や攻撃型のスタイルについて聞かれると「試合を見て圧力もあるかなと思うけど、僕の方が圧力はあるので、(新美は)それに押されると思う」と自身の体の強さや圧が上だとする。さらに、新美の圧力に対して対抗した上で「圧倒的な差をつけてKOで終わりたい」とフィニッシュを誓った。

 新美はサウスポーでガンガン前進して左ミドル、左右のフックなどの重い打撃をノンストップで出し続けるスタイルを武器に、20年に行われた『第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント』で優勝。その後は過去に敗れている斗麗と岡嶋形徒にリベンジを達成して、今回は満を持してK-1に参戦する。

一度敗戦を喫した岡島形徒を秒殺KOして王座防衛を果たした新美=21年6月

 新美は「僕はKrushのチャンピオンなんですけど、K-1の世界チャンピオンになるために参戦しました。絶対に勝ちます」と、久しぶりのK-1(19年12月のプレリミナリーファイト以来)で必勝宣言。自身の前に出るスタイルはトーナメントを制して、過去に敗戦している2選手にリベンジを果たしたことで、より強固なものとなった。そのスタイルに加えて「接近戦の技の引き出しも増えた」と進化を実感している。

 現役Krush王者として、狙うは椿原龍矢の持つK-1の世界王座だ。「自信はありますし、いずれK-1のチャンピオンと戦う時が来ると思う。K-1は世界最強だと思っているので、ベルトを巻くことで世界最強に近づくと思う」とベルト挑戦を視野に入れた上で、今回の試合では「KOを狙って最後まで倒しにいきたい。派手に勝ってKrushチャンピオンの強さを見せたいと思っています」と実力を見せつけるとした。

金子(左)と晃貴(右)も対戦する

 また、スーパー・バンタム級(-55kg)ワンマッチで金子晃大(24=K-1ジム三元茶屋シルバーウルフ)と晃貴(23=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が対戦する。

 金子はKrushバンタム級の王座を戴冠するなど、16年のプロデビューから9戦全勝の快進撃を見せていたが、20年3月に玖村将史に判定負けして初黒星を喫した。そこから、1年のトレーニング期間を経て、今年の3月に復帰戦へ挑み、鬼山桃太朗にKO勝利した。

 対する晃貴は、K-1のカリスマ武尊を追って鳥取県から上京。闘争心剥き出しと精神力を武器に、19年にはKrushバンタム級のベルトを腰に巻いた。その後は、K-1のリングやKrushに継続参戦するも、勝ち負けを繰り返す結果に。だが、今年2月には野田蒼にKO勝利、5月には黒田海斗に判定勝利と2連勝中だ。

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