【RISE】カウンターハンター・松谷桐が三日月蹴り駆使し、五冠王・鳩を下す
RISEクリエーション
『RISE DEAD OR ALIVE 2020 Yokohama』
2020年10月11日(日)神奈川・ぴあアリーナMM
▼第2試合 スーパーフライ級(-53kg)3分3R延長1R
●鳩(あつむ/TSK JAPAN/MuayThaiOpenスーパーバンタム級王者、WMC日本バンタム級王者)
判定0-3 ※29-30×2、28-29
○松谷桐(VALLELY KICKBOXING TEAM/NJKFフライ級王者、同級5位)
鳩はムエタイルールで活躍するファイター。強烈なヒジやパンチを武器に、WMCインターコンチネンタルバンタム級王座をはじめ、ヒジ有りルールのベルトを次々に獲得、五冠を経験している。勝利のうち多くがKO、TKO勝利という強打者だ。
対する松谷はデビューからわずか9か月でNJKFフライ級の王座を獲得。9戦無敗で突き進んでいたが、昨年7月仲山大雅に初黒星をつけられてしまった。現在は2連勝中だ。
1R。オーソドックスでジャブを出しながらサークリングする鳩と、サウスポーでどっしり構える松谷。1R序盤、松谷の左ローキックが、鳩の金的に直撃し試合中断するも、1分後に再開される。
鳩は時折サウスポーに変わりながら、ジャブからローキック。松谷はガードを上げながら詰めより、時折左の三日月蹴りを出しつつ圧力をかける。ラストに松谷が後ろ回しを出すも当たらず。互いに様子見のラウンド。
2R、松谷がリズムを取り始め、ジャブも出し始める。鳩の右ミドルに松谷が右手の左ストレートを合わせる。1分過ぎ、鳩がワンツーから一気に詰め寄る。飛びヒザを連続で出すなど攻勢に出る鳩。松谷はカウンターを狙いながらパンチ、ヒザを入れる。左フックで一気に入る鳩に、松谷の三日月蹴りが入る。
3R、左右のローで攻める鳩に、松谷が素早く踏み込んだフックのコンビネーションで返す。しかし即座に鳩も左右のフックで返す。互いに餌を出してからの、カウンターの取り合いか。接近戦になると、ムエタイファイターならではで組みがちな鳩。松谷のコンビネーションの中、スーパーマンパンチ気味の右フックが鳩に入る。意を決したように、右フックからの攻勢に回る松谷。鳩は鼻血を出す。
松谷がミドルからパンチで入ると鳩が大ぶりフックで返し、さらに松谷のカウンターの左がヒットする。有効打は松谷か。
判定は3-0で松谷。フェイント合戦とカウンターの狙い合いの試合は、松谷がRISEランカーの意地を見せた。
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