【K-1】ラストマッチでKO負けの木村ミノル「完封でした。明確にプランを組み替えるしかない」

2021/12/04（土）UP
（最終更新：2021/12/05 22:35）

　12月4日（土）エディオンアリーナ大阪にて開催されたK-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級タイトルマッチで和島大海（日本/月心会チーム侍）に3R2分50秒、KO負けで王座陥落した木村“フィリップ”ミノル（ブラジル/PURGE TOKYO）が試合後インタビューに応じた。

【動画】木村ミノルが和島のボディ攻めに崩れ落ちダウンの瞬間

　KO決着が期待される中、まさかのKO負けを喫した木村は「自分の思ったとおりの動きもできなかったですし、相手に封じ込められて。完封でした」と、試合を振り返る。これまで2度戦った中でも一番強かったと感じたようで、試合中は焦りもあったという。
　序盤こそパンチのプレッシャーで和島を追い詰めた木村だが、ラウンドを進めるごとに徐々に失速、最後はボディを効かされてのKO負けだった。
「すごくちゃんと対策をしていて、この試合に向けてしっかり準備をしてきたんだなっていうのは伝わりました」と、和島の試合運びを評価した。

　K-1ラストマッチに勝利し、次のステップを狙っていた木村だが、次のプランについては未だ「未定です」とし、休養、リフレッシュしたのちに動き出す予定だという。
　今回の負けを「明確に自分の頭の中でプランを組み替えるしかない」と、気持ちは早速切り替えた様子だが、「（気持ちの整理に）時間をかけるべきものだと思うので、こういうのって。ゆっくりじっくり時間をかけてもう一回作り上げていこうと思います」とした。

　最後には「K-1ファイターとして最善の結果を残せなかったですけど、木村ミノルとして突き進んでいきます」とファンへコメントを残し、会場を後にした。

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