2021/12/26（日）UP
（最終更新：2021/12/26 01:46）

五味が榊原代表にまさかの対戦要求

　12月31日（金）さいたまスーパーアリーナにて開催される『RIZIN.33』のRIZINスタンディングバウトで那須川天心（23＝TARGET/Cygames）と、五味隆典（43＝イーストリンカンラスカルジム）の対戦が昨日25日発表され、会見では今年も“五味隆典ワールド”が炸裂した。

【動画】五味が榊原代表に仰天の対戦要求の瞬間、会場がざわめく

　昨年大晦日の皇治戦に引き続き、”わずか２週間”の短期間オファーで緊急参戦の五味。23キロの体重差が予想されるボクシングエキシビションマッチでも「KOするつもりで行かないと。打ってこいよという余裕はない。体重差というより、動体視力とか、差がある」と、那須川の相手に相応しい戦いをと、表情を引き締める。

流石の敏腕オーガナイザーの榊原氏も、五味ワールドには笑うしかない様子

　大晦日に拳を交える那須川が来年6月に武尊と世紀のビッグマッチを行うことへの意見を求められると、五味は「勝敗を越えた好ファイトを期待します」とレジェンドらしい模範的な回答。

　しかし、突如「実はですね、今回の無茶な、急な、対戦を受ける条件として、僕もそのメガイベントに出場させていただくという、約束と、契約をもらってます」と、まさかの暴露。

　五味は続けて「どうしても戦いたい相手がいる。その人はね、榊原さん！6月にやりますよ、柔術でもいいし、ボクシングでもいいし、キックボクシングでもいいし」となんと、榊原代表を指名。

「え、俺とやるの？」と流石の榊原代表もこの仰天指名に驚き。「（今回の天心戦）俺は2週間でやってるんだから。半年、期間あります。それで少しでも選手の気持ちがわかるように。だって、俺と天心より榊原さんと俺の方が歳近いんだよ」と、冗談めかしながら詰め寄ったが、流石にこの無茶振りは榊原代表にサラリと流された。

　昨年大晦日の皇治戦の会見での独特な言い回しと発言で、皇治に「五味ちゃん、酔っ払ってるかと思って」と挑発されたが、今年もその世界観を炸裂させた五味。“火の玉ボーイ”は相手が誰であっても、変わらない唯我独尊を貫く。今年の大晦日も、会場を、お茶の間を、大いに沸かせててくれそうだ。

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