“RIZIN卒業試合”に挑む那須川天心、憧れの五味隆典を相手に「PRIDE体験できるとは。想いを全てぶつける」
12月31日(金)さいたまスーパーアリーナにて開催される『RIZIN.33』で那須川天心(23=TARGET/Cygames)と、五味隆典(43=イーストリンカンラスカルジム)の対戦が本日25日発表された。
RIZINスタンディングバウト(キックなし・ボクシングに準じる)特別ルール 3分2Rで行われる。スペシャルエキシビションマッチで判定なしのKO制だ。
那須川の大晦日の相手は誰になるのか、長く注目が集まっていたが、その相手は、元修斗世界ライト級王者にして初代PRIDEライト級王者の実力を持つMMA界のレジェンドの五味となった。
“RIZIN卒業試合”の相手として自ら五味を指名した那須川は「五味さんとだったら最高の引退ができる。RIZINでPRIDEが体験できるとは思ってなかった。自分のやってきた想いを全て、RIZIN最後の試合、五味さんに見せたいなと思っています」と熱く語った。
しかし、大晦日の“お祭り”を盛り上げるボクシングに準じたエキシビションマッチと言えども、KOありのルールで、両者の体重差は23kg差(共に前日計量の数値)、那須川にとっては万が一のリスクも伴う。
実際、五味は昨年大晦日に皇治と同じスタンディングバウトルールで対戦し、2-0の判定勝利。破壊力あるパンチで皇治との激闘を制した。
しかし、那須川は「五味さんとであれば、どのルールでも光栄」といい、体重差ある中でもKOありルールについては「怖くないと言ったら嘘になる、楽しみな部分が大きい」と、この戦いを心底楽しみにしている様子だ。
五味が「KOするつもりで戦わないと那須川の相手を務めるのは無理」というと、それならばと、自身も「倒すつもりでいく」と答えた那須川。
最後に「大晦日ですし、お祭りなんで、やっぱりいろんな人に見てもらいたい。これを見た人が、俺もなんかやってやろう、と思うような戦いを見せたい」と、ファンへメッセージを送った。
▶︎次ページは【フォト】会見での五味の表情、那須川は時折、笑顔も見せる
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