【ONE】”激闘男”仙三がフィリピン強豪に「心を折る自信がある」同門・扇久保博正に続く勝利誓う=1.14

2022/01/11（火）UP
（最終更新：2022/01/11 18:08）

　2022年1月14日（金）にシンガポール・インドアスタジアムにて、ONEチャンピオンシップの22年開幕大会『ONE: HEAVY HITTERS』が開催される。第7試合の総合格闘技ストロー級マッチでジェレミー・ミアド（フィリピン）と対戦する、池田仙三（39=パラエストラ千葉ネットワーク）の試合前インタビューが届いた。

　仙三は元プロボクサーでパンクラスのフライ級王者。ONEには19年3月の日本大会から参戦し、ダニー・キンガッド 、リト・アディワンらフィリピン強豪勢に連敗するも、20年12月にリャン・フイを下し、ONE初白星を手にした。
　対するミアドはONE戦績4勝4敗のフィリピンの実力者。前戦となる今年10月にミアオ・リータオからTKO勝利を収め、勢いに乗っている。

　仙三はミアドについて「スピードも、バネもパワーもあるなって。身体的、才能で言ったら自分より上かなって思いましたね」とフィジカルを評価する。
　さらに相手の強みを「やっぱり勢いですよね。勢いがものすごい、恐れ知らず。全く怖がらずガンガン攻めてくる度胸もある。一発もらったら危ないなって思います」と警戒を怠らない。

　しかし、自身のアドバンテージについて「メンタルで言ったら自分の方が全然強いじゃないかと思います。苦しい試合になった時の強さは自分の方が上なんじゃないかと感じますし、彼が今まで戦ってきた相手と自分は違うと思うので」とくぐってきた修羅場が違うと語る。
　
　続けて「自分は意識さえ飛ばなければ、やられると思っていないので。他の選手は彼の強さにビビっちゃっているというのがあったけど、自分は相手にビビるってことはないんで。向こうが僕の意識を飛ばさなければ、自分が100%勝つなって思っています」と、相手の勢いに呑まれることはない。

　試合展開については「心を折る自信がありますね。一発で失神させられない限りは自分が絶対に勝つ」と断言する。「KOなり、一本なり、判定なり、どれかで自分が勝つんじゃないかなって思います。自分とやり合って相手が動き続けていれば、相手の心が折れるんじゃないかなと思っています」と無尽蔵のスタミナ・精神力で制するつもりだ。

　最後に「自分がやってきたことを信じて、全力でぶつけたいと思うので、楽しみにしていて欲しいです。自分が追い詰められたら激闘になると思います。しっかり勝ちます！」と激闘を楽しんでほしいとメッセージした。

　昨年大晦日には、同じパラエストラ千葉ネットワークの扇久保博正がRIZINバンタム級トーナメントで優勝した。仙三は翌1月1日に「昨日受け取ったバトンは絶対離さない！次は俺が見せる」と決意をツイートしている。扇久保に続き、激闘を魅せ勝利を届けられるか。

☆この大会の対戦カード、スケジュールなど詳細

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