【ONE】“激闘男”池田仙三が復活勝利、強烈なボディで中国リャンの猛攻を退ける
ONE Championship
『ONE:COLLISION COURSE II』
12月25日(金)シンガポール・インドアスタジアム
▼キャッチウェイト (60.0kg) MMA 5分3R
○池田仙三(日本)
判定3-0
●リャン・フイ(中国)
仙三は元プロボクサーで8戦全勝の戦績を持ち、その後“仙三”のリングネームでパンクラスを主戦場に戦い、2017年にフライ級のベルトを巻いた。
2018年には若松佑弥をTKOで下し初防衛に成功。19年3月の両国大会でONE初参戦を果たしたが、フライ級GPの1回戦でダニー・キンガッド(フィリピン)に判定負け。続く同年10月の両国大会でリト・アディワン(フィリピン)を相手に再起を図ったが、腕の負傷によりTKO負けを喫していた。
ONE継続参戦のため、今回は何としても落とせない一戦となる。MMA戦績は12勝8敗1分。
対するリャンはMMA戦績5勝5敗1分。クンルンファイトやWLF武林籠中対などの中国国内の格闘イベントで戦って来たが、今年1月にONEの登竜門大会『ヒーローシリーズ』に参戦し敗れたものの、今回、本大会への出場選手に抜擢された。
1R、両者ともにオーソドックス。仙三が組み相撲からヒザ。リャンがシングルレッグからテイクダウン成功するが、仙三はすぐに立ち上がる。仙三のヒザがリャンの金的を直撃。試合が一時中断。
仙三の左に合わせて、リャンが右のオーバハンド。直撃はなかったものの、冷やりとする場面。
小柄ながら組みの力が強いリャンが2度のテイクダウン。お互い組み合った中、ラウンド終了。
2R、仙三のジャブに合わせて、左右フックを大きく振るうリャン。仙三がバックをとり、グラウンドに引き込むが失敗。仙三の左ボディがヒット。リャンがあからさまに効いた表情。
仙三はリャンが逃げるようにタックルしたところにバックマウントをとり、チョークスリーパー狙い。さらにバックからパンチを落とし続ける。
3R、仙三の右フックがヒット。仙三の長い左ジャブが当たり始める。タックルでテイクダウンを奪うリャンだが、再びスタンドの展開ではボディとヒザを当てる仙三。かなり効いている様子のリャンだが、倒れない。最後は力を振り絞ったリャンがテイクダウンを奪うもタイムアップ。
判定3-0で仙三が勝利。ONE参戦から2連敗と苦しんだが、待望の初白星を手にした。
▶︎次ページは(動画)仙三の強烈なボディショット!リャンが苦悶の表情の映像
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