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【Krush】中島千博が新王者に!”優勝候補”横山朋哉にダウン奪い勝利、近藤魁成はソアレスを秒殺KO葬

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2022/01/28(金)UP

横山’(右)が山本に逆転KO勝利を飾った

▼第3試合 第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメント・準決勝(2)/3分3R・延長1R
●山本直樹(優弥道場)
KO 2R 1分32秒 ※ツーノックダウン
○横山朋哉(リーブルロア)

山本が横山に右のパンチで攻める。序盤に優勢であったが、逆転負けを喫した

 山本は、K-1 WORLD MAXで活躍した山本優弥の弟で、19年にはレオナ・ペタスが保持するKrush王座に挑戦したがKO負け。念願のタイトル獲得に向けて今回のトーナメントに挑む。10月の1回戦では伊藤健人と対戦して、右カーフキックでKO勝利している。

 対する横山は高い攻撃力と殺傷能力を武器に、19年8月に現K-1王者の朝久泰央に敗れて以来、中島千博、元K-1甲子園王者&Krushスーパー・フェザー級王者・西京佑馬、関西の佑典などを相手に連勝。昨年10月の1回戦では、松本涼雅を相手に豪快KO勝利を飾っている。

横山の猛烈連打にレフェリーが試合を止めた

 1R、サウスポーの横山は、早速スピードのある左のパンチを中心に攻める。山本はガードを固めて、右の三日月蹴りで横山のボディを効かせると、距離を詰めてカウンターのフックを当てて先制のダウンを奪う。横山はサークリングでこのラウンドを凌ぐ。

 2R、山本は勢いそのまま左フックから右ストレートと手数を出す。しかし、ここで横山が左フックをヒットさせてダウンを奪い返す。破壊力満点の横山の打撃にダメージが残る山本。横山は左右のフック連打で山本を殴りまくり、逆転KO!決勝戦に進出した。


中島(左)が強烈なヒザ蹴りで攻め立てる

▼第2試合 第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメント・準決勝(1)/3分3R・延長1R
○中島千博(POWER OF DREAM)
KO 1R 2分56秒 ※ツーノックダウン
●友尊(TEAM K/BLUE DOG GYM)

中島の強烈なパンチとヒザ蹴りで友尊がダウン

 中島は極真空手仕込みの蹴り技を武器にデビューから2連勝。その後2連敗を喫するも、今年5月のKrushで伊藤健人を破り再起した。ジムの先輩である武居由樹と江川優生も期待を寄せるファイター。

 対する友尊は、元プロボクサーの経歴を持ち、左ストレートをはじめ強烈なパンチを持ち味とする。キャリアは27戦とキャリア8戦の中島を大きく上回る。

レフェリーが試合をストップした瞬間

 1R、ステップを踏みながら左右ミドルを放つ中島に、友尊は早速左のフック、ストレートと攻撃を出す。左右のフックで勢いに乗る友尊に、中島はすかさず左のパンチをカウンターで当ててダウンを奪う。

 立ち上がった友尊に、中島は右ストレート、左右フックで連打。さらに、中島はパンチからのヒザ蹴りを友尊の顔面に当てて2度目のダウンを奪って勝利。ノーダメージで決勝に進出した。

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