2022/02/16（水）UP
（最終更新：2022/02/16 18:20）

会見に出席するRIZIN榊原代表

　3月20日に丸善インテックアリーナ大阪にて開催される『RIZIN.34』の対戦カード発表会見が行われたが、榊原代表がその後の囲み会見で、RIZINバンタム級世界王者・堀口恭司（31＝ATT）の次戦についても言及した。

　榊原代表は「恭司の試合の日程は、いずれにしてもベラトール・バンタム級グランプリの一回戦です。その前にワンマッチが挟まる事はない」と明言した。

　ベラトールのスコット・コーカー社長と密に連絡のやり取りを行う榊原代表は、そのグランプリの開催時期については、新型コロナウィルス感染拡大の状況次第になると聞いているという。ベラトールはこのWGP発表当初、今年の3月に開催を予定しているとしたが、現状その日時と開催地の正式な発表はない。

堀口は果たして、バンタム級の頂点に立てるか？バンタム級WGPのキービジュアル（＠Bellatorコーカー代表のSNSより）

　さらに、そのグランプリ1回戦の日本開催の可能性がまだ残っていることを示唆。「本当に（日本）に外国勢が入って来れるか次第。当初から話していますが、去年の年末に本当はベラトール・バンタム級グランプリの一回戦を日本でやりたかったんです。ベラトールが日本に来て、日本大会をやって、そこで堀口恭司も含めたベラトールのバンタム級の1回戦4試合とかそういうのが組めるといいよね、と。まだチャンスは探ってます」と、その意欲を語った。

　堀口は昨年12月の『Bellator 272』のベラトール・バンタム級世界タイトルマッチで王者のセルジオ・ペティスと対戦し、まさかの逆転TKO負け。王座奪還に失敗した。果たして、堀口の次戦となるベラトール・バンタム級WGP1回戦は、いつ、どこで開催されるのか、今後の動向に注目したい。

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