2022/02/18（金）UP
（最終更新：2022/02/18 23:02）

ライト級王者の直樹（左）とスーパーライト級王者の山田洸誓が激突

　4月2日（土）に開催される『RISE ELDORADO 2022』の記者会見が18日、都内の会場にて開催。那須川天心vs風音の注目対戦カードに続き、追加対戦カードが4試合発表された。RISEライト級王者の直樹（BRING IT ONパラエストラAKK）と、RISEスーパーライト級王者の山田洸誓が激突する。

【動画】直樹が左フック一撃でダウン奪い、フルボッコKO！

　直樹は今年9月に白鳥大珠との接戦を延長判定で制し、前回のジャルンチャイ・ライオンジム戦でライト級（-63kg）からスーパーライト級（-65kg）に階級を上げて勝利。対する山田は、正道会館仕込みの強烈な打撃でダウンを量産し、RISEスーパーライト級王座を獲得。デビュー以来11連勝（7KO）と快進撃を続けていたが、昨年11月のノンタイトル戦で、北野克樹の多彩な足技を攻略できずに初黒星。昨年6月にリベンジをはたして、14戦13勝1敗の好成績を残している。

直樹は63kg級で負けなしの強さを誇る

　ともに、それぞれの階級で最強のイメージがあるため、RISEが誇る最高レベルの戦いが期待できそうだ。会見に出席した直樹は、「最近はSNSだったり、リング上のマイクパフォーマンスで相手を罵って注目を集めるカードは多い。楽しみ方はそれぞれだけど、この試合は格闘技の本当に強いヤツ同士の戦い、どちらが強いか楽しめるカード。それを見せたい」とぶち上げた。

　山田は、「65kgの階級は大体やっているので、同じ階級で頭に思い浮かぶ選手がいない。これは、必然のカードだと思いました。でも63kgを迎える立場としては、ナメられているのかなと感じました」と直樹の実力を認めつつ、自分の階級で試合をすることに違和感を覚えたという。「でも波に乗っている選手なので、僕が止めて王者の仕事をしたいですね」と全力で潰しに行くことを宣言した。

山田は北野にリベンジして借りを返した

　ともに階級を背負って戦うことになるが、「どちらが強いか楽しんでほしい」と直樹。山田は「次のビジョンも考えているので、勝って突っ走っていきたい」と意気込む。
　本日はGLORYとRISEの締結会見も行われ、両団体の対抗戦のプランも出た。両者とも、それを視野に入れつつの激突。純度の高いRISEの王者対決が、新しい扉を開くことになりそうだ。

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