【K-1】芦澤竜誠、“己を信じた”逆転KO「1分1秒の努力は絶対裏切らない」
2月27日(⽇)東京体育館で開催された『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~』の一夜明け会見が、28日(月)都内にて行われた。
昨日の第14試合で、勝利した試合は全てKOの西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と対戦し、2R TKO勝ちを収めた芦澤竜誠(DRAGON FISH)が会見に出席。昨日の大激闘を振り返った。
芦澤は「言ったとおり以上の結果になって、本当に嬉しい。どでかい花火、K-1に上げてやりましたね」と満足げな表情。
昨年9月より、ABEMAの番組『芦澤竜誠と行く ぶらり喧嘩旅』に出演したことで、多くのファンが芦澤に注目することとなった。番組は、芦澤が唯一の天敵である演出家・マッコイ斎藤氏と日本全国を巡るというもの。斎藤氏は唯一芦澤に文句が言える男だ。
その影響もあって「興味を持って格闘技を見てくれる人がいると思ってたから、入場曲もぶちかました。普通の格闘家を見たら、みんな興味持たなくなるけど、絶対俺ぶちかましてやるって思ってたし、全部思った以上のリターンが帰って来てるっすね」と大反響だった。
会場を沸かせた上での、圧巻KOを収めた芦澤。その勝利の裏には、敗戦覚悟で戦ったメンタルの強さがある。「もちろん勝つ覚悟でやったけど、ワンチャン一発もらったらやられるなって。でももしやられても、俺は今、上に登っている最中だからしょうがないと思えた。だから思い切りいった」と試合中の心情を明かす。己を高めている最中であることが、負けも覚悟して殴り合いを展開した理由だ。
逆転勝利に結び付いた理由を聞かれると「俺がやってきた練習、1分、1秒の努力は絶対裏切らない。俺、毎日1時間しか練習してないですけど、その中で俺は24時間格闘技のことを考えているぐらい。そういうものを全部裏切らないためにここで巻き返す。自分を絶対に信じるって心の中で誓ってたので、ダウン取られても全然効いてないし、今から巻き返すっていう気でいました」と、ダウンを取られた後の心境を熱弁。日々の鍛錬が逆境に立った芦澤を奮い立たせた。
さらに「今を頑張ってれば自分が考えていた予想以上の結果が出るっていうのが分かった。だから考えなくても、俺は今を頑張り続けようと思ってますね」と日々の努力を今後も積んでいく構えだ。
記者から「海外へ目を向けるのか」と聞かれると、「俺がK-1の上の人に言って、世界の強いヤツを呼んでもらいますよ。メディアにもみんなにも騒いでもらって、マジで強いやつを金をかけてでも連れてこいって話です」とアピールした。
”進化する問題児”が、次戦を迎える頃には、更に強くなった姿を見せてくれそうだ。
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