【K-1】“女王復活”KANAが新鋭・RANからダウンを奪っての判定勝ち、2年ぶりの勝利に涙
K-1実行委員会
『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~』
2022年2月27日(⽇)東京体育館
▼第17試合 スーパーファイト/K-1女子フライ級/3分3R・延長1R
◯KANA(日本/K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
判定3-0 ※三者とも30-27
●RAN(日本/MONKEY☆MAGIC KICKBOXING STUDIO)
KANAは女子選手離れした攻撃力で第2代・第4代Krush女子フライ級王座に輝く。19年12月に念願のK-1初代女子フライ級王座決定トーナメントが開催されると、1日2試合を勝利し王座を戴冠した。しかし20年11月、スーパーファイトで壽美に判定負け。
今回は壽美と満を持したタイトルマッチ予定だったが、壽美が脳震盪後症候群となり欠場。RANとのワンマッチとなった。
そのRANは空手をベースに高校入学後にキックボクシングを始め、K-1アマチュア全日本大会で優勝(チャレンジBクラス 女子-55kg)を果たし、昨年3月にKrushデビューしファエゼ・ウィラサクレックに判定勝利を飾った。しかし、その後、判定で悔しい2連敗。再起戦でK-1王者KANAに挑む。
1R、離れてはロー・ミドル、近づいては激しい連打を入れるKANA。RANもパンチ、ミドルと応じるが打ち合い後のクリンチが目立つ。ホールディングの注意が入るRAN。
ラスト1分、RANがアッパーを入れると、10倍返しとばかりにパンチを打ちまくるKANA。しかしRANもKANAの連打にも気後れせず連打で返す。
2R、左右のミドルを放つKANAに、RANはショートフック連打で特攻。打ち合いになるが、RANの右フックにKANAが右を合わせると、RANがヒザを崩し倒れる。
立ち上がり、臆せず連打で詰めるRANだが、KANAが左右ボディからヒザを入れると、下がり始めるRAN。追うKANAは、パンチの勢いが止まらない。
ラスト10秒、打ち合いの中、KANAの左ショートでRANがぐらつくもゴング。
3R、KANAがミドルからの連打、さらにパンチでもボディを狙う。KANAの右フックが入るも、RANは踏みとどまる。
ラスト1分を切り、KANAの左フックのカウンターが入る。ラスト30、RANは声を上げフックを振りまくる。しかしKANAはよけ続け、容赦なくロングフックをヒットさせ続けた。
判定は3者とも30-27でKANAに。KANAの最後の勝利は20年3月のグロリア・ペリトーレ戦でのKO勝利。今回、約2年ぶりの勝利を手にした。
KANAはマイクを持ち、涙ぐむ。振り絞るように「今日ここに戻ってこれて本当に幸せです」と感謝の言葉を述べる。倒しきれなかったことに反省の弁を述べつつ「次回は倒し切ります」と宣言。これからもK-1女子の先頭に立ち盛り上げると意気込みを見せた。
▶︎次ページは【動画】KANAが右フックでダウンを奪う瞬間(スロー再生)
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