2022/03/02（水）UP
（最終更新：2022/03/02 20:00）

現王者・軍司泰斗（左）が超新星・斗麗（右）と対戦する

　4月3日（日）国立代々木競技場第一体育館で開催される『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN～K’FESTA.5～』の第3弾対戦カード発表記者会見が、3月2日（水）都内にて行われた。

　スーパーファイト K-1フェザー級で、第5代K-1 WORLD GPフェザー級王者・軍司泰斗（23＝K-1ジム総本部チームペガサス）と斗麗（19＝WIZARDキックボクシングジム）が対戦する。

　今年2月27日に、“K-1のカリスマ”武尊とスペシャルエキシビションマッチで拳を交えた現役王者・軍司。その王者に挑む19歳の斗麗はスイッチも出来る器用なファイターで、オランダでの修行なども経験している。

【動画】武尊のフックがヒット！軍司はアゴが跳ね上がるも反撃し激しい打ち合いへ

武尊とエキシで対戦した軍司

　軍司は「しっかり用意された相手を倒していけば、ちゃんとしたチャンピオンになれる。ここでKOで終わらせようかな。圧倒的な差でKOで勝って絶対王者というのを見せていきたい」とKO宣言し、王者としての覚悟を示す。

　対する斗麗は「僕は世界一になるのが目標。K-1のリングが世界一と思っています。当日は偉大な世界一の男の前に立って、僕のやってきたことの証明をするだけ」と現役王者との戦いへ、熱き意気込みを語った。

元K-1王者の椿原（左）と現役Krush王者・新美（右）が対戦する

　さらに、上記試合と同階級で元K-1 WORLD GPフェザー級王者の椿原龍矢（22＝月心会チーム侍）とKrushフェザー級王者・新美貴士（28＝名古屋JKファクトリー）が対戦する。

　抜群の距離感を武器に第3代K-1 WORLD GPフェザー級王者の江川優生を2度撃破して、ベルトを巻いたことのある椿原は、テクニックが武器のアウトボクシングスタイル。一方の新美は前に出る圧力と打たれても下がらないタフネスを武器とする。対照的な戦いをする両者だ。

抜群のタイミングで椿原（右）はハイキックを放つ

　椿原は、新美について「気持ちも強くてガンガン出てくる」と前に出る圧を警戒。その上で「その新美選手の気持ちを折った選手はいないと思うので、気持ちを折って倒してやろうかな。一発でバシッと斬り伏せて、一撃KOしてやろうかな。パワーアップもしているので、楽しみにしてもらえたらと思います」などと不敵にKO予告。

Krushの防衛戦ではわずか16秒でのKO劇を演じた新美

　一方の新美は「椿原選手のような戦い方に圧倒してKOで勝った選手はなかなかいないので、それを自分が見せたい。僕が距離を詰められずに椿原選手のペースに飲まれたら、つまらない試合になって椿原選手の勝ちになる。しっかり距離を詰めて倒すことができれば試合も面白いし、勝ちに繋がる」と、持ち味の前に出続けるスタイルで倒し切ると宣言した。

　白熱するフェザー級戦線。現K-1王者・軍司、元K-1王者・椿原、Krush現役王者・新美など多くの強豪が揃う階級でインパクトを残すのは誰だ。

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