2022/02/27（日）UP
（最終更新：2022/03/02 19:58）

エキシビションマッチ後の囲み会見に応じた武尊

　2月27日（日）開催された『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN』のスペシャルエキシビションマッチにて、軍司泰斗と激しい打ち合いを展開した武尊が試合後の囲み会見に出席した。

【動画】武尊のフックがヒット！軍司はアゴが跳ね上がるも反撃し激しい打ち合いへ

　6月に予定されている那須川天心との世紀の一戦（58kg契約）が控えている武尊。その前に一戦挟みたいという要望があり、その体重に近いフェザー級（57.5kg）の王者・軍司との対戦となった。

　今回の試合は、普段の試合より大きい14オンスグローブと脛当てを装着し判定はないものの、ダウンやKOありの“ガチ”エキシ。武尊と軍司は、本番の試合さながら、足を止めて、フルスイングで激しく殴り合う場面を見せ、観客を沸かせた。

エキシを振り返った武尊

　会見で武尊は試合について「軍司選手という、K-1をこれから引っ張っていく選手と殴り合えたことで良いパワーをもらった。今回のコンディション作りも、減量やリカバリーなど（天心戦に於ける）58kgに向けて良い調整できました」といい、リング上の戦いの“本気度”については「気持ち作りは試合と同じ気持ちでリングに上がった。ただ、6月のこともあるので、怪我はないようにと思ったが、自分を試す意味ではやることはやった」と、満足した様子だった。

　天心戦を想定して、リカバリーを含め本日の朝の測定で61.75kgで戦ったという武尊。「課題は色々と残った。ただ体重を落とすだけでない。動ける体を作り、それをキープしつつ、落とすのが難しい」と、課題を知ったことで6月に向け、さらに良い準備につながるのではないか。