【RIZIN】3.20 皇治と梅野源治の因縁の決着戦が決定「悔しくて不甲斐なかった」(皇治)「白黒つける」(梅野)
3月20日(日)大阪・丸善インテックアリーナにて開催する『RIZIN.34』の対戦カード発表会見が、3日行われ、皇治(TEAM ONE)と、元ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王者・梅野源治(PHOENIX)による、9ヶ月ぶりの再戦が決定した。
61kg契約のRIZINキックボクシングルール(3分3R)で、セミファイナルで行われる。
【動画】皇治が梅野にバッティングをした瞬間(前戦=昨年6月)
皇治と梅野は昨年6月の『RIZIN.29』で行われた、[RIZIN KICK ワンナイトトーナメント決勝戦(61.0kg)]で対戦。皇治が開始序盤で偶発性のバッティングをしてしまい、相手の梅野源治が続行不能となりノーコンテストとなっていた。
その後協議の結果、試合可能な皇治が決勝に上がるも、白鳥大珠に判定負けした。
試合後、皇治は眼窩底骨折が判明し手術。退院後、11月の沖縄大会で、祖根寿麻と対戦しダウンを奪う判定勝利。しかし大晦日にはYA-MANと対決し、判定負けを喫する。
試合後には「冬眠します」と休養を示唆していたが、2月の『RIZIN TRIGGER 2nd』で榊原代表からのラブコールを受け、今回参戦となった。
一方の梅野はバッティングで鼻骨骨折していたが、3ヶ月後の9月にBOMで復帰し引き分け、11月のRISEで大雅に判定負けしている。
会見で皇治は”ひょっとこ”のお面をつけての登場。皇治は前回の試合前、梅野に”ひょっとこムエタイ”と煽っていた。
マイクで皇治は「去年大阪大会で偉大なムエタイ王者の顔に傷を作ってしまししまい、すごく反省をいたしました。僕がセミファイナルとかあれなので、オープニングで大丈夫です」とお面をつけたまま謙虚なコメント。
またお面の意味については「世間の皆様に顔を出すのが恥ずかしい」と反則を深く恥じているとのことだ。
”冬眠中”の期間については「6月に反則をしてしまったということで、教習所で違反者講習を受けておりました」とスタイルの改善に取り組んでいたのか、おとぼけか。
一方の梅野は「ああいう形で試合が終わってしまい、悔しい思いをしていた」と語り「去年6月61kgで試合をやったので同じ条件、男同士けじめをつけたいという気持ちでリングに上がります」と決着をつけたいと意気込む。
また当初の予定では、ムエタイルールのタイトルマッチが決まっていたと言うが「決まったからにはぶっ倒してやる」と予定を変更してでも因縁の決着をつけたいとする。
前回のバッティングについて梅野は「確実にわざとじゃないし、事故なのでいいんですけど」と水に流しつつ「今回は判定勝ちでもKO勝ちでもいいし白黒つけたい」と決着についての思いは大きい。
この大阪大会ではキックボクシング試合が8試合と多く、榊原代表は「6月のビッグマッチの査定も兼ねている」と語っている。
6月の大会に向け意識するかとの問いに、皇治は初めてお面を取り「天心君と武尊君の大会なんで、自分は乗っかる気ないんで。2人が盛り上がればいいかな」と参戦意欲はないようだ。
続けて「キックは今回と次の5月くらいに出ようかな。キックはもうやめて新しい挑戦をしようと思っています。トライアスロンに行こうと思っています」と驚きのトライアスロン転向を口にし、再びお面をつけた。
6月のビッグマッチについては梅野も「今回の試合結果を残すことしか考えていない」と目の前の試合に勝つことのみを考えていると語った。
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