2022/03/10（木）UP
（最終更新：2022/03/23 13:42）

三大タイトルマッチが決定

　4月17日（日）に東京・武蔵野の森総合スポーツプラザメインアリーナにて開催される『RIZIN.35』の記者会見が10日都内にて行われ、MMAルールの3カードが発表された。

　RIZINライト級タイトルマッチにて、王者ホベルト・サトシ・ソウザ（ボンサイ柔術）が、挑戦者にジョニー・ケース（MMA LAB）を迎える。両者は2019年10月に対戦しており、レフェリーストップでケースがTKO勝利している。

【動画】ケースがサトシにTKO勝利（2019年12月）

サトシが防衛戦へ意気込みを語る

　サトシは昨年6月のライト級王座決定戦では、2019年に行われたライト級トーナメント優勝者トフィック・ムサエフも1R三角絞めで下し、念願の王座を戴冠した。大晦日の『RIZIN.33』では矢地祐介に腕ひしぎ三角固めで一本勝ちし、初防衛に成功した。

　対するケースはアメリカのMMA団体MCCで活躍。13年にはMCCライト級王者となり、14年からはUFCに参戦。4連勝を飾るなど、第一線で通用する実力を見せてきた。RIZIN戦績は4戦3勝で、北岡悟、矢地祐介、ホベルト・サトシ・ソウザをTKOで下している。昨年7月にはプロボクシングデビューし、KO勝利している。

　ケースはプロボクシング戦の数日前、自身のSNSにサトシと戦い、TKOした動画を掲載。メッセージには「私の目標は世界タイトルのベルトを腰に巻き頂点に立つことだった。サトシは偉大なファイターで謙虚な王者だが、私には再戦する義務がある」とタイトル戦を希望していた。

牛久vs斎藤が決定

　RIZINフェザー級タイトルマッチでは、王者・牛久絢太郎（K-Clann）vs挑戦者・斎藤裕（パラエストラ小岩）が決定。

　牛久は今年10月『RIZIN.31』のRIZINフェザー級タイトルマッチで斎藤裕に2R TKO勝利し王座を奪取した、RIZIN＆DEEPフェザー級王者。昨年12月の『DEEP 105 IMPACT』では[DEEPフェザー級タイトルマッチ]で神田コウヤに判定勝利し、2度目の防衛に成功した。

　斎藤は朝倉未来と、2020年11月のRIZINフェザー級王座決定戦を争い勝利。王座に輝くも昨年10月、牛久絢太郎との王座戦でTKO負けし陥落した。大晦日の『RIZIN.33』では朝倉未来との再戦で敗れている。

浜崎がベルトをかけたリベンジマッチへ

　女子ではRIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチで、王者・浜崎朱加（AACC）vs挑戦者・伊澤星花（フリー）の再戦が決定。

　浜崎は10年12月にジュエルス初代ライト級王座を戴冠。18年の大みそかには浅倉カンナを破り、RIZIN女子スーパーアトム級王者に輝いた。19年の大みそかではハム・ソヒと激闘を繰り広げるも判定負けで王座陥落。しかし2020年大みそかに山本美憂とソヒが返上した王座をかけ対戦し勝利。再び王座に返り咲いた。

　対する伊澤は、レスリング、柔道、女子相撲で実績を残し、20年10月にMMAデビュー。わずか8ヶ月でDEEP JEWELS王者となった。10月にはパク・シウから判定勝ちを収め、超新星として注目を集める。

　両者は昨年大晦日の『RIZIN.33』で対戦。2R、伊澤が浜崎にパンチも打ち込んでマウント状態での三角絞めとなり、そこからパンチとヒジを連打。浜崎はこれを逃げられず、レフェリーが試合をストップし伊澤が王者から金星奪取、今回タイトルをかけての再戦となった。

＜決定対戦カード＞
▼RIZINフェザー級タイトルマッチ　RIZIN　MMAルール（71.0kg）：5分3R
ホベルト・サトシ・ソウザ（ボンサイ柔術）
vs
ジョニー・ケース（MMA LAB）

▼RIZIN　MMAルール（66.0kg）：5分3R
牛久絢太郎（K-Clann）
vs
斎藤裕（パラエストラ小岩）

▼RIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチ　RIZIN　MMAルール（49.0kg）：5分3R
浜崎朱加（AACC）
vs
伊澤星花（フリー）

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