【RIZIN TRIGGER】スダリオ弟・貴賢神が関根シュレック相手にデビュー戦、４カード発表

2022/03/23（水）UP
（最終更新：2022/03/23 15:19）

　4月16日（土）武蔵野の森総合スポーツプラザで開催される『RIZIN　TRIGGER 3rd』のカード発表会見が行われ4カードが発表された。

　注目カードはスダリオ剛の双子の弟、貴賢神(たかけんしん）が参戦する。所属はフリーだが、練習は高坂剛が代表を務めるアライアンスで練習を重ねる。元大相撲では貴源治として活躍したが昨年7月に不祥事により大相撲を引退。MMAに転向し、デビュー戦に挑む。
　対するは関根“シュレック”秀樹（ボンサイブルテリア）。関根は柔道、そして全日本選手権優勝を果たしたブラジリアン柔術をベースとし、RIZINやプロレスにも参戦するファイター。昨年はDEEP、RIZINで3試合し全てKO勝利している。

　関根はプロレスラーの強さをMMAで証明すべく、一本勝ちすると宣言、対する貴賢神は「顔面の骨を折って勝利したい」と語った。

　その他3カードが発表され、MMA 61kg契約では、渡部修斗（ストライプル新百合ヶ丘）vs.須藤拓真（X-TREME EBINA）が決定。

　渡部は警戒していても極まってしまう「マジカルチョーク」と呼ばれるリアネイキッドチョークを得意とするグラップラー。昨年は6月の東京ドーム大会で朝倉海にパウンドKO負けを喫したが、続く10月の『RIZIN LANDMARK』での再起戦では内藤頌貴にダースチョークで一本勝ちしている。
　対する須藤はプロ戦績5戦とも全一本勝ちの100%の決め率。フィニッシュ必至の一戦だ。

　さらにMMA61kg級では、雑賀“ヤン坊”達也（DOBUITA）がDEEPやONEで活躍した江藤公洋（和術慧舟會HEARTS）と対戦する。
　雑賀は20年に1RアッパーKOでパンクラス暫定王座に就いたストライカー。
　江藤はDEEP、ONEで活躍。20年9月には青木真也と対戦し判定負けを喫するも昨年9月にグンダー・ガルンダに判定勝利し再起している。
　互いに初参戦、榊原代表は拝見で「ライト級に新しい風を吹かせて欲しい」と期待した。

　MMA57kg級では征矢 貴（そや・たかし/パラエストラ松戸）が2年半ぶりに試合に復帰。19年6月のRIZIN.16で初参戦した征矢は川原波輝に豪快な1ラウンドKO勝利、続く８月のRIZIN.18でも村元友太郎にKO勝ちしたが以前から患っていたクローン病が再発し療養生活に。今回が病気からの復帰戦だ。

　対する中務修良（NO MAD)は関西発のMMA団体のWARDOGの第２代ストロー級王者。現在2連続フィニッシュ勝利中でRIZIN初参戦。征矢とどのような戦いを見せるか期待される。

『RIZIN TRIGGER 3rd』
4月16日（土）武蔵野の森総合スポーツプラザ

▼MMA 無差別級
関根“シュレック”秀樹（ボンサイブルテリア）vs.貴賢神(たかけんしん/フリー）

▼MMA 61kg契約
渡部修斗（ストライプル新百合ヶ丘）vs.須藤拓真（X-TREME EBINA）

▼MMA61kg級契約
雑賀“ヤン坊”達也（DOBUITA）vs.江藤公洋（和術慧舟會HEARTS）

▼MMA57kg級契約
征矢 貴（そや・たかし/パラエストラ松戸）vs.中務修良（NO MAD)

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