2022/10/12（水）UP
（最終更新：2022/10/12 16:30）

パッキャオ（左）は12月11日に韓国の武術家とエキシビションマッチを行う

　昨日11日、韓国にてプロボクシング世界6階級制覇マニー・パッキャオ（フィリピン=43）が韓国で記者会見を行い、今年12月11日に韓国の武術家でユーチューバーのDK Yoo（43）と韓国でボクシングエキシビションマッチを正式に行うと発表。
　相手は昨年に元UFC選手ブラッドリー・スコット（英国）とボクシングルールで対戦し判定負け、最近では暴漢役のヘルメットを破壊するなどで話題になった。

【動画】パッキャオの相手が、暴漢役のヘルメットを破壊する瞬間！Bスコットとの試合も

　パッキャオは、昨年8月にWBA同級スーパー王者のヨルデニス・ウガスと［WBAスーパー世界ウェルター級タイトルマッチ］を行い判定負け、引退を宣言していた。その後、今年5月に行われた大統領選に出馬したが、3位で落選。またボクシング選手を行うことに意欲を示している。

　昨日の会見でパッキャオは「この機会にとても感謝し、エキシビションに興奮している」と述べ「この試合は本物だ。私たちはお互いKOを目指している」と意気込む。

　さらにパッキャオはこの試合で、プロボクシングに復帰するか、それともエキシビションマッチで続けるかについては「それは場合による。12月11日の結果次第だ」とも現役復帰の可能性も示した。

　相手のYooは中国武術やシステマを融合させた武術を自分なりに確立させている。Yooは会見で「私はパッキャオより大きいですし、それを利用したいと思う。今は結果について考えていない。僕のゴールはハードにトレーニングして、パッキャオのような偉大なアスリートに自分の能力を見せることだ」と語った。

　Yooの身長は170cmでパッキャオより4cm高く、体重は73kgとパッキャオのウェルター級の66kgよりも重いが、パッキャオはどこまで調整してくるか。

　試合は韓国・高陽市の「KINTEX」にて行われ、ルールはボクシングルール（2分6R）、体重制限は無し、グローブは10オンスと発表された。

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