2023/02/11（土）UP
（最終更新：2023/02/25 21:44）

笠原友希、仕上げた肉体で計量パス

　2月12日（日）東京・後楽園ホールにて開催される『SHOOT BOXING 2023 act.1』の前日計量が11日に都内にて行われた。
　第6試合の61.5kg契約（エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R)で対戦する、SB日本スーパーフェザー級王者の笠原友希（シーザージム）と元INNOVATIONフェザー級王者のTAaaaCHAN（PCK連闘会）が共に61kgで計量をパスした。

【フォト】“王者対決”の笠原とTAaaaCHAN、仕上げた肉体で万全アピール！

　笠原は鍛え上げたマッスルボディで計量パス。会見では「相手が他団体のチャンピオンなので、王者対決になる。昨今、各団体が交わる状況の中で自分が国内最強を目指す」と意気込んだ。

会見で意気込みを語る笠原

　対するTAaaaCHANは笠原を「バランスが良くて良い選手」と評価しながらも「SBルールをやった上で勝つ」と意地を見せた。

　笠原はSBでフェザー級とスーパーフェザー級の二階級制覇を成し遂げ、昨年6月の『THE MATCH 2022』ではKrush王者・中島千博から勝利を奪った。
　9月のSBではRISEの常陸飛雄馬にKO負けを喫したが、再起戦となった12月の試合ではRISEスーパーフェザー級3位の石月祐作から2度ダウンを奪い、大差の判定勝利を収めた。

会見で意気込みを語るTAaaaCHAN

　対するTAaaaCHANはトリッキーな動きと乱打戦を得意とし、これまでにINNOVATION王座の他、東北の大会『聖域』ではライト級とスーパーライト級の二階級を制覇している三冠王。前戦となった昨年11月のKNOCK OUTでは、KNOCK OUT-BLACKライト級王者のバズーカ巧樹と激闘を繰り広げた。

　笠原はTAaaaCHANを「パンチにパワーがある。当てるのもうまい。投げ技も狙ってくるはず」と警戒しながらも「自分の動きが出来れば、勝利に繋がる」と自信。“国内最強”を目指す若武者、23年初戦の王者対決でどのような戦いを見せるのか、注目だ。

計量結果

▼第6試合　61.5kg契約　エキスパートクラス特別ルール　3分3R延長無制限R
笠原友希（シーザージム/SB日本スーパーフェザー級王者）→61kg
vs
TAaaaCHAN（PCK連闘会/元INNOVATIONフェザー級王者）→61kg