【SB】王者・山田彪太朗、“KNOCK OUT”栗秋祥梧に完封勝ち
シュートボクシング協会
『SHOOT BOXING 2024 act.2』
2024年4月13日(土)東京・後楽園ホール
▼第7試合 57.6kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
〇山田彪太朗(シーザージム/SB日本フェザー級王者)
判定3-0 ※30-28、29-28、30-27
●栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)
山田はSB日本スーパーバンタム級王者・山田虎矢太の双子の兄。昨年4月に川上叶を下し王座戴冠、兄弟同時SB王者となった。その後、タイ強豪を相手に3連勝を収めており、絶好調だ。
対する栗秋はKNOCK OUTからの参戦。SBはこれまでに3度参戦経歴がある(17年笠原弘希に3RKO負け、19年に植山征紀に2RTKO勝ち、21年笠原友希に判定負け)。昨年9月には元Krush王者・玖村修平を剛腕でKOしている。
1R、栗秋が右ロー、山田は左のインローで様子を伺う。山田の右ストレートが随所で当たる。ジャッジ1名が10-9で山田、2者が10-10のイーブン。
2R、お互い左ミドルを蹴り合う。栗秋がプレッシャーをかけ、右ロー。しかし山田が左ボディ、ワンツー、フックとパンチを的確に当てて優勢に。ジャッジ3者は10-9で山田を支持する。
3R、栗秋の左フックの打ち終わりに、山田がフックやストレートを当てる。すると、栗秋が意を決したように右フックを豪快ヒット、パンチ連打から飛びヒザ蹴り。それでも山田は左ボディ打ち、左ジャブを出し続けて、主導権を譲らなかった。
ジャッジ3者とも山田を支持。山田がSB王者としての力を見せつけた。
山田は「栗秋選手のパンチを貰って、『ガードの上からでもこんなに効くの』と思って、判定勝ちになってしまいました。SBのリングに上がってくださってありがとうございます。KOは出来ませんでしたが、知名度のある栗秋選手に勝てて安心しています。もっとシュートボクシングを盛り上げていけるように頑張ります」とアピールした。
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