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【SB】坂本優起、“25kg差”改名マッチに勝利!怪獣キラーのリングネームを獲得

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2024/04/13(土)UP

坂本(右)が判定勝利した

シュートボクシング協会
『SHOOT BOXING 2024 act.2』
2024年4月13日(土)東京・後楽園ホール

▼第5試合 SB日本ヘビー級 オープンフィンガーグローブマッチ エキスパートクラス特別ルール3分3R延長無制限R
〇坂本優起(シーザージム/SB日本ヘビー級3位)
判定3-0 ※30-29×2、30-27
●荒東”怪獣キラー”英貴(パンクラス 大阪 稲垣組)

 坂本は会場を沸かす激闘で人気の“人力車ファイター”。昨年11月、プロレスラーの関根“シュレック”秀樹とOFGマッチで激突。真っ向勝負の殴り合いを演じたが、ダウンを奪われ判定負けした。

 対する荒東は柔道出身で、タイ在住時にムエタイを習い、MMAデビュー。22年8月に開幕したGRACHAN無差別級トーナメントでは、3試合を勝ち抜きベルトを獲得。ここまで10戦10勝無敗のパーフェクトレコードだ。

至近距離で打ち合う両者

 この試合は負けたら’’改名’’マッチ、荒東が負けた場合は荒東は“怪獣キラー”を外すことに。坂本が負けた場合は逆に、“怪獣キラー”に敗れたということで、“怪獣”というコピーを追加することとなった。坂本が100kg、荒東が125kgで体重差は25kgとなる。

 1R、お互い近距離でパンチを交錯させる。荒東は左右ロー、ミドルを蹴り込む。最後は坂本が細かいパンチをまとめる。ジャッジ1名は10-9で坂本、2名が10-10のイーブンとした。

 2R、坂本がスピードのあるフック、ストレートを叩き込む。荒東はヒザ蹴りのカウンターを入れるが、坂本が近距離で右アッパーをクリーンヒット。荒東は組み付いて逃れるが、このラウンドは2者が10-9で坂本、1者が10-10のイーブン。

 3R、超接近戦の両者。ロープ際に坂本を押し付けて左右フックを放つ荒東。坂本は下がりつつも、ガードの隙間から右アッパーを多用する。最後はロープ際で両者とも左右フックで打ち合った。

坂本が判定勝利した

 ジャッジは打ち合いのヒット数、手数で上回った坂本を三者とも支持。25kg差を乗り越え、坂本が勝利を収めた。

 坂本は「改名マッチでやらせていただいて、怪獣キラーのネームを頂戴しようかなと。坂本’’怪獣キラー’’優起になります」と語った。

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