2023/07/22（土）UP
（最終更新：2023/07/22 22:48）

第5代Krushバンタム級王者・佐々木洵樹が引退セレモニーを行った

　7月22日（土）東京・後楽園ホールで開催された『AZABU PRESENTS Krush.151』で、第5代Krushバンタム級王者・佐々木洵樹（POWER OF DREAM）の引退式が行われた。

　ガウンを身に纏い、いつもの入場曲でリングに上がった。POWER OF DREAMの恩師・古川誠一会長、同門の江川優生、中島千博、昨年をもって格闘家を引退した中野滉太らから花束が贈られた。

POWER OF DREAMの仲間、会長と写真撮影

　佐々木はマイクを持つと「15歳で、K-1王者になりたくてキックボクシングを始めて、その後に帝拳ジムに入門。ボクサーとして10年やって、日本ランキングに入ったのですが、また夢を追いかけたくてK-1の道に行きました」とK-1ファイターになった経緯を話した。

「一番良かったのは王者になれたことですが、色んな方と触れ合えて普通では味わえない世界を見れたのが自分の誇り。帝拳のトレーナーもキックボクシングに転向して、ほとんど連絡をとってなかったんですが、二つ返事で来てくれたので嬉しかったです。これから夢を持った選手や世間に格闘技の素晴らしさを伝えていきたいです。息子にも夢の力、何でもいいのでやってもらおうと思います。自分もこれから夢の力で頑張ろうと思います」とコメント。

　最後に10カウントゴングが打ち鳴らされ、佐々木は選手生活に別れを告げた。

♦プロフィール
佐々木洵樹
所属・ジム POWER OF DREAM
生年月日 1991.6.14
身長・体重 170cm ・ 55.0kg
出身地北海道旭川市（日本）
ファイトスタイルサウスポー
戦績 8戦 7勝(1KO) 1敗 0分

・獲得タイトル
第5代Krushバンタム級王者
K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント第三位
・プロボクシング経歴
元東洋太平洋フェザー級13位
元日本フェザー級7位

元プロボクサーであり、POWER OF DREAMに入門。第5代Krushバンタム級王者、K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント第三位の輝かしい実績を残した。サウスポーから繰り出される左フック、ストレートを武器とする。22年2月の「第3代K-1スーパー・バンタム級王座決定トーナメント」に参戦し、一回戦で内田晶を撃破も、準決勝で玖村将史に敗れた。これが最後の試合となった。

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