2023/12/29（金）UP
（最終更新：2023/12/29 21:05）

挑発合戦をする平本（左）とYA-MAN（右）

　12月31日（日）、さいたまスーパーアリーナに開催される『RIZIN.45』に向けて［RIZIN MMAルール5分3R（66.0kg）］で対戦する平本蓮（25=剛毅會）とYA-MAN（27=TARGET SHIBUYA）が、試合前個別インタビューに答えた。
　平本は「ぶっ飛ばすだけ」と語れば、YA-MANは「ノーサイドはない。一生嫌い！完膚なきまでにぶっ倒す」とコメントして、挑発合戦を繰り広げた。

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　試合への意気込みを聞かれた平本は、「圧勝します。自分を信じます。こういう時の俺は絶対に強いんで」と勝利宣言。一方のYA-MANは「早く試合をしたい。自分がどれだけMMAできるのかよりも、早く平本をボコボコにしたい。トラッシュトークではなくて、本当にボコボコにしたい」と本当に嫌っていることを明かした。

　試合展開について平本は、「触れる距離になったら自分が強いのかなと思うんですけど、それすらも僕のレベル以下だと思うので、どんな展開になってもお前は勝てないよという試合を見せます」と自信満々に語った。

平本（右）は前戦で元RIZIN王者の斎藤（左）に判定負けも健闘

　対するYA-MANは「打ち合いになると思う。逆にテイクダウンしてくれたらラッキー。スタンド一辺倒なら打ち合いになる。でもストライカーが極めたら、盛り上がる。平本をタップさせるのはいいですね。ナメていればいいんじゃないですか」と牽制した。

　互いにストライカー。立ち技の攻防が予想されるが、平本はMMAではYA-MANの先輩にあたる。平本は「3年前、俺がMMAに挑戦してボコボコにされたように、今度は俺がという思いはある。でも、だからといって勝つとかではないんで、驕ることはせずに普通にぶっ飛ばしに、狩りに行く試合だと思っている」と冷静だ。

　YA-MANは井岡一翔の所属する志成ボクシングジムでパンチの技術を学んでいるが、「あそこで2年間、ジャブの打ち方、足の使い方、考え方、試合に対する心構えを教わってきて、格闘技はフィジカルではなく思考のスポーツだと学びました」と影響を受けたことを告白。その上で、「でも今回は感情に任せて戦う。それが、自分の100％を超えられる根源。冷静でいられないと思います。そうしようとも思っていない」と平本に勝つための執念を抱いてリングに上がるという。

　またYA-MANは「自分に対する誹謗中傷は、何とも思わない。でも周りを傷つけること、世話になった人を侮辱したことは本当に許せない」と語り、「ノーサイドはない。一生嫌い。完膚なきまでぶっ倒したい」と怒りを見せた。