UFC女子カロリーナが大幅計量オーバー、相手の寛大な対応で試合成立へ

2024/02/03（土）UP
（最終更新：2024/02/04 10:00）

　2月3日（日本時間4日）に米国ネバダ州ラスベガスで開催される総合格闘技イベント『UFC ファイトナイト ラスベガス 85』の前日計量が先ほど行われたが、女子フライ級マッチに出場するルアナ・カロリーナ（30=ブラジル）が規定体重から1kg以上もオーバーする計量失敗。しかし、対戦相手のユリア・ストリアレンコ（30=リトアニア）陣営がキャッチウェイトでの対戦を了承し、最終的に試合は成立する運びとなった。

【フォト】カロリーナの計量失敗ボディと“げっそり”顔、計量パスした相手のボディも

　カロリーナは19年からUFCに参戦し、これまで4勝3敗と勝ち越している女子選手。2連敗と苦しんだ後、昨年7月の前戦でイヴァナ・ペトロビッチに判定勝利し再起した。

　連勝を目指すカロリーナだったが、計量は規定体重（125ポンド/56.7kg）を大きく上回る129ポンドで計量失敗。UFCはノンタイトル戦は通常、規定体重より1ポンド以内の超過は認められているが、カロリーナは今回それを3ポンド（1.36kg）もオーバーしてしまったのだ。

　対するストリアレンコは126ポンド（57.15kg）で無事に計量をパス。試合を成立させるには、あとはストリアレンコ陣営がキャッチウェイトでの試合を認めるか否かにかかったが、同陣営は再計量で128ポンド（58kg）をクリアした場合、キャッチウェイトでの対戦を行うと寛大な対応。カロリーナは128ポンドまで体重を落とし、最終的に試合は成立することとなった。尚、カロリーナはファイトマネーの20％を没収される。

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