井上尚弥の対戦候補・IBF王者ロペスが失神KO負け!フェザー級戦線の恐ろしさ
[IBF世界フェザー級タイトルマッチ 8月10日(土・現地時間)米国ニューメキシコ州アルバカーキ]
井上尚弥がフェザー級に上げる際、最も有力なライバル候補と言われていたIBF同級王者ルイス・アルベルト・ロペス(31=メキシコ)が、同級10位のアンジェロ・レオ(30=米国)に10R、左フックで一撃でまさかのKO負け。ロペスは大の字で失神ダウンし、起き上がれなかった。フェザー級には怪物揃いだ。
【フォト&動画】”フェザー最強”王者ロペスがKO負けする瞬間!
井上のフェザー級での対戦候補として名前の上がっていたロペスは、今回が4度目の防衛戦。22年に現王座を獲得すると、五輪銅のマイケル・コンランにKO勝利、2戦目は圧倒の判定勝利。今年3月には1位の阿部麗也を8回KO勝利でV3達成した。戦績は30勝(17KO)2敗。
対するレオは元WBO世界スーパーバンタム級王者で、21年に井上尚弥とも戦ったスティーブン・フルトンに大差判定負けし陥落もフルトン戦後、フェザー級に上げると2連続KOなど絶好調。日本では、那須川天心とスパーリング経験があることでも知られる。戦績は24勝(11KO)1敗。
試合は序盤からレオがジャブでリード。ロペスが荒々しく入ろうとすると、レオの的確なパンチで崩される。
このままレオがポイント差をつけるかと思われた10R、接近したレオが。右からの左フックをクリーンヒット!
ロペスは仰向きに倒れ、眠ったように失神した。カウントするも目覚めず、8カウントで気が付くも時遅し。10カウントKOで、レオが劇的な2階級制覇を達成した。
ロペスは試合前にも「井上尚弥がこの階級に来るまでは、階級を上げない」と明言しており、ビッグマッチを心待ちにしていたが、夢破れることとなった。
新王者となったレオは「統一戦をやりたい、エスピノサがいいね。井上尚弥とも戦いたい」とこちらも井上と対戦希望している。
フェザー級には王者だけ見ても強豪が揃う。今回IBF王者になったレオ(米)の他に、WBAは無敗のニック・ボール(イギリス)、WBCは2階級王者のレイ・バルガス(メキシコ)、暫定王者にはSバンタムの2団体統一王者だったブランドン・フィゲロア(米)、WBOは無敗でKO率84%のラファエル・エスピノサ(メキシコ)とボクシング強豪国の米・英・メキシコの王者だ。果たして井上はこの階級も崩すことができるか。
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