朝倉未来、米大人気”ビンタ大会”の日本開催に前向き「考えていきたい」
12月11日(水)都内某所にてBreakingDownの年間表彰式『BreakingDown(BD) Award 2024』が行われ、CEOである朝倉未来が囲み取材に応じた。
未来は今月上旬アメリカで、UFCホワイト代表主催のビンタ大会『Power Slap』を視察したが、「ホワイトやUFCの社長が、日本大会を任せたいと言ってくれてる。考えていきたい」と国内開催に向け前向きであると明かした。
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『POWER SLAP』(パワー・スラップ)は、総合格闘技の世界最高峰「UFC」代表のダナ・ホワイト社長が主催する平手打ち大会。
ルールはラウンド制(3Rまたは5R)で、代わる代わる顔面への平手打ちを行うシンプルなもの。勝敗はKO(TKO)と判定決着があり、判定基準は打撃の有効性などとなっている。
平手打ち大会そのものは、元々はロシアで生まれ、東欧を中心に波及。アメリカでも17年から各地で開催されていた。
今月7日、未来は弟・海の米国UFC参戦の際に、セコンドとして渡米。その前日に同じラスベガスでPOWER SLAPが行われており、未来はホワイトやUFCのCBOハンター・キャンベルと同行し、視察していた。
朝倉は囲みで「ダナ・ホワイトとかUFCの社長さんが僕の影響力を相当気に入ってくれてるみたいで。ぜひ日本大会を任せたいというか、POWER SLAPの顔としてやっていってほしいと言っていた」と経営陣から、日本大会の旗振り役として猛プッシュされていたと言う。
続けて「そもそもあの競技が日本でウケるのかよくわからない。色んなリスクがあるだろうし、例えば事故が起こるかもしれないし。そういうのも色々考えながら答えを出したいなと思っている」と慎重だ。
しかし「UFC側は、凄い一緒に仕事したいと言ってもらっているんで、考えていきたい」と前向きな姿勢を示した。
朝倉は今月10日、自身のYouTubeでPOWER SLAP視察の様子を載せ「凄い音、凄い!盛り上がりも凄い。首とか顔から血が出てる」と驚きの様子。更に「これはレオとかにやってもらいたい」とBreakingDownとのコラボも視野に入れたいとしていた。
Power Slap等の平手打ち大会は世界的な広がりを見せているが、打たれた衝撃で脳震盪を起こし、大きな健康被害が起こると一部ファンや識者、メディアから批判が集まっている現状もある。
しかし元UFC戦士のPower Slap選手は「スラップのトレーニングは、キャンプ期間中に顔面を殴られることは無い」と比較。
更にホワイト氏も、医療チェック体制や米ネバダ州アスレチックコミッション承認のルールの下で実施しているとし「選手は大会で3回から5回の攻撃を受けるが、ボクシングなどは1試合で300回から400回のパンチを受ける」と他の格闘技と比較し安全面を訴えている。
朝倉未来主導の下、ビンタ大会は日本にも上陸するのか。
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