強烈”ビンタ”大会で顔面崩壊!「まるでホラー映画だ」決勝で20分間の”殴り合い”に=ルーマニア
1月16日(月・現地時間)ルーマニアで平手打ち、いわゆる破壊力ある”ビンタ”を相手に喰らわせ競い合う大会『RXF SLAP』のトーナメントが行われた。決勝では異例の20分間にも及ぶ”熱戦”が展開され、優勝者の顔面左半分は右側の2倍に腫れ上がり、「まるでホラー映画だ」とSNSで話題となっている。
平手打ち大会は元々ロシアで生まれ、アメリカでも17年から『Slap Fighting Championship』(SFC)という大会が開催されている。
選手はマウスピースとイヤープロテクターを着用、互いにテーブルを挟んで向かい合い、滑り止めのパウダーを付けた後、代わる代わる平手打ちをしあう。選手の続行不能宣言や、審判によるダメージの大きさによって勝敗が判断されるものだ。
SFCでは、試合は『3ラウンド』で決着されるが、なんとこの『RXF』ではラウンド無制限のようで、相手のギブアップのみによって勝敗が決着している。
トーナメントは体重90kg以上の男性8人によって争われ、決勝は大男のアレクサンダーと、背丈が頭一つ近く違う小柄なシミオンとで対決することに。
アレクサンダーは比較的少ないラウンドで勝ち上がってきたが、シミオンは一回戦ではなんと30分間にも及ぶ激闘を繰り広げてきた。
2人は体格もさることながら、シミオンは既に顔の左半分が腫れている。試合が始まっても、シミオンの打撃にアレクサンダーは打たれ強いのか、表情一つ変えない。一方、アレクサンダーの重い打撃に、シミオンの顔はどんどんと腫れてゆき、顔は血にまみれ左目もほとんどふさがっている。
激闘の20分が経過し、ついに音を上げたのは巨漢アレクサンダーのほうだった。ガッツポーズで喜びを露わにするシミオンだが、顔の左側はもはや右側とは別人だった。
シミオンは初代王者となり、賞金約70万円を手にした。
この映像がYouTubeで公開されると、コメントはシミオンの驚くべきタフさと根性を称える声で溢れた。一方、SNSでの切り抜きでのコメントでは「MMAやベアナックルボクシングを見るよりも恐ろしい」「まるでホラー映画じゃないか」と驚きの声が並ぶ。また選手の安全性を問うコメントも並んだ。
平手打ち大会の安全性を疑問視する声は多く、医師などの専門家の中には、脳への損傷の他、鼓膜を破り聴覚障害を引き起こす可能性があると警鐘を鳴らす者もいる。また防御出来ないという側面からメンタルヘルスを害する可能性もあると言う。
過去の平手打ち参加者の中には、試合後脳出血を起こし昏睡状態に陥った者もいる。
平手打ち大会の注目は高まっており、明日18日には米テレビ番組で、UFC代表のダナ・ホワイトが音頭を取る新たな平手打ちイベント『Power Slap』シリーズが放映開始される予定だ。
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