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まるでカーフキック!角田夏実、37kg差の相手の足技「めっちゃ痛かった!」

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2025/04/22(火)UP

相手の袖のつかみを角田がかわすとカーフキックのような強烈な足払いになった

 女子柔道パリ五輪48kg級金メダリストの角田夏実が、思わぬ“重さ”の洗礼を受けた。4月20日、体重無差別にて行われた全日本女子柔道選手権で角田は自身より37kg重い相手との一戦に臨み、まるで格闘技のカーフキックのような強烈な足払いを受けた。ヒットした瞬間、バシッと大きな音が会場に響き渡り角田は思わず距離をとった。

【フォト】バシッ!角田が痛がる瞬間!鍛えた太ももとふくらはぎも

 スピードと技術で勝負する48kg級の角田だが、体重差は大きなハンデだ。1回戦の相手は体重90キロの鋳山真菜実。彼女のカーフキックのような強烈な足払いを受けたことについて「痛くなかったんですか?」と記者が声をかけると、やや苦笑いを浮かべながら「めっちゃ痛かったです」と素直な一言。

足払いをされて痛がり距離を取る角田

 さらに「格闘技のカーフキックみたいでしたね」と話すと、角田は笑顔で「ほんとにめっちゃ痛かったです。大きなアザになりました」と返答。記者が「えっ、本当に!?」と驚くと、「嘘です、嘘です」とおどけて笑った。嘘か本当か分からないが、大きなアザになっていても不思議ではないほどの強烈な一撃と“音”だったのは間違いない。

 柔道では袖を掴むと同時に足払いを入れるが、角田がその相手の掴みをかわしたので足払いだけ強烈に入った。その足払いの音に角田はわずかにバランスを崩すも、その後も果敢に攻め続け判定3-0で勝利。体格差をものともせず、自らの柔道を貫く姿勢に、観客からは大きな拍手が送られた。

 なお試合後の記者会見では、「パワーがぜんぜん違う。1回払われた時も体に来る重圧が全然違った」と報告。大きな怪我は無かったとも答えた角田だったが、 翌日には、角田が自身のインスタグラムのストーリーを更新。「身体中痛すぎて起きられません…笑」と投稿し、試合の過酷さをユーモアとともに伝えている。まさに想像を超える一戦だったことを物語るエピソードだ。

 階級を超えたこの対戦は、柔道の奥深さ、そして角田夏実の闘志と人間味を改めて印象づける試合となった。
(写真&取材:吉倉拓児)

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