2025/04/28（月）UP
（最終更新：2025/04/28 22:09）

5月の横浜大会に出場する金子晃大

　5月31日（土）横浜BUNTAIにて開催される『K-1 BEYOND』の追加カード発表記者会見が、4月28日（月）都内にて行われ、第3代K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者・金子晃大（K-1ジム自由ヶ丘/FROG GYM）の出場が発表された。対戦相手は、第8代Krushバンタム級王者・池田幸司（ReBORN経堂）に決定した。

【動画】金子晃大、強烈右ロー1発で大久保琉唯を沈める！

不起訴処分となった件にコメントする金子

　金子は、練習相手に怪我を負わせたとして千葉県警が傷害容疑で千葉地検に書類送検した問題が嫌疑不十分で不起訴処分となった。今回の件について、冒頭金子は「犯罪行為は自分の中ではない。あることないことで、言ったもの勝ちになっていたけど、僕の味方でも、相手の味方でもない、司法がないと判断したのは、一つ前に進める材料かなと。ご迷惑、ご心配をかけた関係者様、ファンの皆さんには申し訳ありませんでした」とコメントした。

　池田との-56kg契約のスーパーファイト（ノンタイトル戦）が決定し、「僕がずっとやってきてることは変わってない。いろんな報道がある中でも、逆境に立たされている人たちに勇気を与える試合をしたい。最近、外国の選手とやっていたけど、わかりにくいってのはあったと思う。池田選手は戦ったことはなかったし、（対戦して）別にいいかなと。根性がある選手だなとは思います。いろんな人がいると思うけど、苦しんでいる人に、逆境に対する戦いを見せていけたら」と意気込んだ。

金子（左）と池田（右）が対戦決定

　対する池田は意気込みを求められると、「今回金子チャンプの相手が池田幸司になって、『池田大丈夫か？』って、がっかりしているファンの皆さん、安心してください。下剋上します。沢山の外国人、日本人が挑んで、みんな逃げながら戦ってやられてるので、真っ向からぶつかって力比べてで勝ちに行きます。小手先の技術じゃ通用しないので、気持ちで勝ちにいきます」と気合のコメントを残していた。

　果たして、勝つのは絶対王者の金子か、それとも池田の大番狂わせか。

＜選手プロフィール＞
　金子は現役K-1世界王者であり、K-1 MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント優勝の最強王者。昨年9月のトーナメント準決勝で再戦の璃明武に判定勝ち、決勝では大久保琉唯をKOして、改めて55kg最強を証明した。その後、強豪外国人選手を相手に連勝を収め、戦績を28戦26勝(13KO)2敗とした。

　対する池田は強烈なパンチを誇る、第8代Krushバンタム級王者。RISEとの対抗戦にも出場するなど、着実にキャリアを積み上げている。昨年7月に階級をアップ、初戦をKOで飾るも、9月に永坂吏羅にKO負け。12月に判定勝利で再起を果たし、今年3月にはKrush王者・璃明武とのタイトルマッチに挑んだが、惜しくも延長判定で敗北した。戦績は、22戦 15勝(8KO) 7敗。

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