【ボクシング】矢吹正道、高KO率の強打者とV3戦決定「すごい危ない試合になる」=11.26
11月26日(木)に東京・EBARA WAVE アリーナおおたで開催される『Lemino BOXING ダブル世界タイトルマッチ 矢吹正道vsミエル・ファハルド』の会見が29日、横浜市内で行われた。IBF世界フライ級王者・矢吹正道(緑)は3度目の防衛戦でミエル・ファハルド(フィリピン)との対戦が決定。KO率の高い相手に「すごい危ない試合になる」と警戒した。
■会長「井上尚弥チャンピオンに匹敵」
矢吹は元WBC世界ライトフライ級王者で、前IBF世界ライトフライ級王者。戦績は20勝(18KO)4敗と高いKO率を誇る。前戦では同級3位レネ・カリストを判定で破り、2度目の防衛に成功している。
今回は矢吹にとって2回目の指名試合となる。矢吹は会見で「しっかり勝って、次の大きなステップにいけるような内容にしたい」と意気込んだ。
対するファハルドは14勝のうち12KOを挙げている。矢吹は「すごいパワーがあって、フックとかボディがすごい強くて上手い選手だなって思ってます」と印象を語った。調整はこれからスパーリングを始め、「120ラウンドぐらいのスパーリングで調整していく」という。
愛知県外で試合をするのは約4年ぶりとなる。「計量前日の体重の落とし方と、計量後のリカバリーのご飯とかが変わってくるんで、そこはちょっと考えてやっていきたい」と話した。一方で「やっぱ楽しみっすね。こういうLeminoっていうでかい舞台で戦えるっていうことに関して、今後繋がってくと思うんで」とも語った。
防衛後の「大きなステップ」については「統一戦にしろ、階級上げるにしろって感じですかね」と説明。「ちょっと今体重きつくなってきてるんで、本当は前戦から階級を上げたいと思ってたんですけど、なかなかチャンス来ないんで、この階級で統一戦の話が来ればやりたいですね」とした。なお、減量幅は9kgくらいだと会見後、囲み取材で明かした。
緑ジムの松尾会長は「軽量級でこれだけのKO率を持ってきている矢吹正道というボクサーは、今のボクシング界では井上尚弥チャンピオンに匹敵するぐらいボクシングの醍醐味を持ってると思います」と評価した。矢吹のトレーナーでもあるタキザワボクシングジムの滝澤会長は、ファハルドを「左右のパンチがものすごく強くて、フルスイングしてくる選手」と分析。「正道もすごいパワーがありますので、1ラウンドから目の離せない試合になると思ってます」と展開を予想した。
矢吹は「相手もすごいKO率が高い選手なんで、すごい危ない試合になると思うんですけど、しっかり勝ち切って次大きい試合に挑めるように頑張りたいと思います」と締めくくった。
■弟・力石と2017年以来の同日出場
同じ興行には矢吹の弟、力石政法(大橋)も出場し、メルチョール・ロダ(フィリピン)と8回戦を戦う。兄弟が同じ日に出場するのは17年以来となる。
矢吹は「弟は多分早く試合して自分のセコンドについてくると思うんで、しっかり勝ってもらって、自分のサポートしっかりしてほしいですね」と期待を寄せた。
力石は「前回ちょっと復帰戦ということで動きが硬かったんで、今回は自分の能力をありのまま出して、前半のうちにKOして倒せたらなと思ってます」と語った。兄の試合については「自分が試合するより兄が試合する方がちょっと緊張する」と打ち明けた。そのうえで「とりあえず僕はサクッと倒して勝って、綺麗な顔のままサポートができたらなと思ってます」と話した。
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