矢吹正道、最終回KOで初V!タフなアルバラードとの激闘を制す
12月27日(土)愛知県国際展示場にて開催されたプロボクシング[IBF世界フライ級タイトルマッチ 12回戦]では、王者・矢吹正道(LUSH緑)が12R、強烈なボディからのワンツーでKO勝利し、初防衛に成功した。タフな同級1位フェリックス・アルバラード(ニカラグア)は立ち上がったものの、レフェリーが止めた。
矢吹は2階級制覇王者で、18勝4敗(17KO)。前戦は今年3月、当時無敗のIBF王者アンヘル・アヤラを流血の激闘で3度倒し、12回TKOで王座奪取した。
挑戦者アルバラードは、元IBF世界Lフライ級王者で、42勝4敗(35KO)のKO率の高い強打者。昨年12月のIBF挑戦者決定戦で判定勝利し、指名挑戦者となった。
試合は、アルバラードが序盤から荒々しく前進し、上下に打ち分ける。矢吹はジャブ、アッパー、ボディを入れると、アルバラードは何度もクリンチに来る。
しかしアルバラードは打たれながらも勢いを止めず、顔面から左ボディを入れていく。4、5Rには矢吹の脚が止まり気味に。
6R、矢吹が左フックをヒットすると、アルバラードがあからさまに下がりはじめる。7Rにはアルバラードがまたも前へ出るが、矢吹は動きながらアッパー、左ボディ。
8Rには矢吹の左ボディがよく入り、アルバラードはくの字に。しかしタフなアルバラードは強引に前へ出て、ボディを返し続ける激闘だ。アルバラードは右目がふさがりながらも攻め続ける。
そして11R終盤、打ち合いの中で矢吹の左ボディからの左フックがヒット。アルバラードが吹っ飛ぶようにダウンした。
最終12R、矢吹のフックにアルバラードがグラつく。アルバラードがステップを踏むも、矢吹は詰めて左ボディからのワンツー。アルバラードがダウンする。立ち上がったが、レフェリーがストップした。12R 1分59秒。
矢吹は「アルバラード選手、強すぎました。相打ち上等で来るんで、思ったような試合ができず、自分まだまだだな」と謙虚に振り返る。勝因は「経験ですね、あと皆さんの応援」と語った。
統一戦や3階級制覇については「ゆっくりしてから、まだまだダメなんで。前向きに考えていきたい」と答えた。
来年は「2回か3回試合する。デカい試合をして盛り上げる」と意気込んだ。
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