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【修斗】堀口恭司が優勝で3年連続でクレイジービーから新人王&MVPが誕生!元世界王者・門脇が矢地に判定勝利

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2010/12/08(水)UP

今年の新人王トーナメント優勝者(前列左よりバタフライ、下石、井上、後列左よりランボー、堀口、佐々木)

 12月18日(土)東京・新宿FACEにてサステイン「THE ROOKIE TOURNAMENT 10 FINAL」が開催され、今年1年をかけて争われた新人王決定トーナメント6階級の決勝戦が行われた。

 今年のトーナメントでMVPに輝いた堀口恭司は山本“KID”徳郁が率いるKRAZY BEEに所属する20歳の新鋭。準決勝では石橋佳太(和術慧舟會Duro)にTKO勝利し、決勝戦ではDEEPでも活躍する赤尾セイジ(NEX)と対戦。1Rこそ赤尾にテイクダウンを奪われた堀口だったが、2R開始直後にパンチのラッシュ! そのまま赤尾をKOで下し、新人王トーナメントを制すと共にMVPを受賞した。

 KRAZY BEEからは2008年に田村一聖、2009年に矢地祐介が新人王&MVPを獲得しており、これでKRAZY BEEから3年連続で修斗の新人王&MVPが誕生することとなった。試合結果の詳細は以下の通り。

■2010年度 修斗新人王
フライ級 マッチョ“ザ”バタフライ(総合格闘技道場コブラ会)
バンタム級 ランボー宏輔(パラエストラ千葉)
フェザー級 堀口恭司(KRAZY BEE)
ライト級 佐々木憂流迦(和術慧舟會駿河道場)
ウェルター級 下石康太(MMA 修斗ジムBLOWS)
ミドル級 井上雄策(PUREBRED川口REDIPS)

MVP=堀口恭司
技能賞=佐々木憂流迦
敢闘賞=ランボー宏輔

サステイン
「THE ROOKIE TOURNAMENT 10 FINAL」

2010年12月18日(土)東京・新宿FACE
開始18:00

▼メインイベント(第10試合) ライト級 5分2R
○門脇英基(和術慧舟會東京本部/世界同級6位)
判定3-0 ※20-19、20-18、20-18
●矢地祐介(KRAZY BEE/2009年同級新人王&MVP)

 1R、サウスポーの矢地に対して、門脇は右ストレートと右アッパー。矢地は右手を伸ばしながら左ハイキック、そして右フックを返す。門脇は矢地に組み付くと、もろ差しの状態からテイクダウンを狙う。

 ここで一度は下になった門脇だったが、片足タックルから上のポジションを取り返す。門脇は矢地の三角絞めをディフェンスし、矢地の足を担ぐようにしながらパンチを落とす。

 2R、ここも右アッパーで前に出る門脇。矢地は右フックを返し、左ハイキックを蹴る。門脇はそのハイキックをブロックし、蹴り足をキャッチするようにしてテイクダウンを奪う。立ち上がろうとする矢地を寝かせつつ、パスガードとパンチで攻める門脇。終盤に矢地に立ち上がられるものの、門脇は必死に両足タックルでテイクダウンを狙う。そのまま試合が終わり、門脇が矢地を下した。


▼セミファイナル(第9試合) フライ級 5分3R
○猿丸ジュンジ(シューティングジム横浜/世界同級1位)
KO 1R3分58秒 ※右フック
●ATCHアナーキー(パラエストラ東京/世界同級2位)

 1R、序盤から試合は打撃戦となり、サウスポーに構えるATCHの左ストレートが次々とヒット! これで猿丸が尻餅をつく。ここから一気に攻め込むATCHだったが、猿丸は果敢にパンチで打ち合い、右フックから前進。

 ATCHをコーナーまで詰めると左フックを当てて、そこから返しの右フック! これでATCHが崩れ落ち、猿丸が逆転KO勝利を収めた。

▶次ページは佐々木憂流迦、堀口恭司、ランボー宏輔の試合

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