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【シュートボクシング】牙城守った!日本最後の砦・佐藤嘉洋が日本人キラーを撃退

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2013/02/22(金)UP

▲ムエタイ戦士イムロン(左)は藤本(右)の追撃を振り切る

▼第9試合 エキスパートクラス特別ルール 55.0kg契約 3分3R無制限延長R
○イムロン・ルックロンタン(ルックロンタンジム/WMC豪州バンタム級1位)
判定3-0 ※29-27、29-28、30-28
●藤本昌大(龍生塾/SB日本スーパーバンタム級王者)

 昨年6月に王者となった藤本がチャンピオンとしての初陣を迎えた。対戦相手のイムロンはWMC豪州バンタム級1位の肩書きを持つムエタイ戦士。

 1R、いきなりイムロンが強烈な右ミドルを連打、右ストレートでダウンを奪う。再開後もイムロンはガードを下げて藤本を挑発し、左フックから右ミドル、右ミドルと右ローで下がらせる。

 藤本も右ローを返して、右ストレートから左フック。終盤、右ストレートを当ててイムロンを下がらせる。

 2R、藤本が右ストレートと左フック。イムロンも左右のフックから右ローと右ミドルにつなげる。終盤、組みの攻防が増え、藤本が細かいパンチから投げを狙い、距離が開くとイムロンが右ミドルを蹴る。

 3R、イムロンがジャブから右ミドル、藤本は細かいパンチで前に出て行く。藤本はイムロンをコーナーに詰めて右ストレートから連打。イムロンは足を使って距離を取り、右ミドルで藤本の前進を止める。

 残り30秒、藤本がイムロンをロープに詰めて左ボディを打つがイムロンに組まれてしまう。最後は組み付いたイムロンが藤本のバランスを崩したところで試合終了となった。後半、追い上げた藤本だったが、1Rにダウンを奪ったイムロンが判定勝利した。


 

▲ハンセン(左)が投げでシュートポイント、パンチでダウンを奪う圧勝

▼第8試合 エキスパートクラス特別ルール 70kg契約 3分3R無制限延長R
○ヨアキム・ハンセン(ノルウェー/ヘルボーイ・ハンセンMMA/DREAMウェルター級GP2008王者)
判定3-0 ※30-21、30-21、30-24
●金井健治(シーザージム新小岩/元SB日本スーパーウェルター級王者)

 S-cup2012に続き、総合格闘家のハンセンがSB参戦。昨年7月に連敗から脱出した元王者のベテラン金井が迎え撃つ。

 1R、サウスポーのハンセンがパンチからロー、左ストレートを伸ばす。組みの攻防になるとハンセンが金井を投げてシュートポイントを奪う。金井もパンチからインロー、右のボディストレートを当てて反撃。ハンセンも左ストレートから組み付いてヒザ蹴り。

 金井は右ボディストレート、レバーブローを連打するが、ハンセンがクリンチからパンチを連打し、ダウンを奪う。再開後、ハンセンはパンチからヒザ蹴り、左ストレートでダウンを追加する。

 2R、金井がインローから右ストレート。ハンセンも左ストレートから距離を詰めて、クリンチした状態からパンチを連打、ボディにヒザ蹴りを突き刺す。ブレイクになると金井は右ボディとレバーブロー。ハンセンは首投げを2度決めて、立て続けにシュートポイントを奪う。

 3R、金井がインロー、右ボディからパンチをまとめる。ハンセンの投げを耐えた金井は徹底してボディ攻め。ハンセンは左ストレートから右フック、組み付いてヒザ蹴りと投げを狙う。金井もボディ打ちとインローで反撃するが、ハンセンも左右のフックとローで反撃。終了間際には後方への投げ(2ポイント)を決めて、シュートポイントを奪う。判定はダウンと投げでポイントを重ねたハンセンが大差の勝利を収めた。



▼第7試合 エキスパートクラス特別ルール 70kg契約 3分3R無制限延長R
○日菜太(クロスポイント吉祥寺/K-1 WORLD MAX2008日本トーナメント第3位)
判定3-0 ※三者とも30-27
●百武政敏(ひゃくたけ・まさとし/誠空会)

 今回がSB3戦目となる日菜太は、シュートボクサーの象徴であるロングスパッツを初着用して登場。

 1R、サウスポーの両者、日菜太がパンチから左ローを蹴ると、百武は組み付いて首投げを狙う。日菜太はジャブから右ミドル、百武も左ストレートを狙う。日菜太は左ハイキック、左ストレートから右フック。日菜太はパンチから右ミドル、左ハイキック。これで百武がバランスを崩すが、何とかロープに身体を預けて踏みとどまる。

 しかし終了のゴングと同時に日菜太の左ハイキックがヒット。百武が尻餅をつくが、ダウンとは認められず。

 2R、日菜太がパンチと左右のミドルで前進。強烈な左ローで百武の足を止め、パンチから左ハイキックにつなげる。圧力をかけ続けた日菜太が優勢に試合を進める。

 3R、投げを狙う百武に対して、日菜太はヒザ蹴りを連打。ブレイクになると左ロー、左ミドル、右ミドルと手数を増やす。残り40秒、日菜太が左ミドルを連打して左ハイキック、KOこそ逃したものの、日菜太が大差の判定勝利を収めた。

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