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【新日本キック】志朗が接戦を制し、世界王座を獲得

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2016/01/10(日)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

ISKA世界バンタム級王者に輝いた志朗(中央)

新日本キックボクシング協会/治政館
「WINNERS2016」
2016年1月10日(日)東京・後楽園ホール

▼第13試合 メインイベント ISKA世界バンタム級王者決定戦 ムエタイルール 3分5R
○志朗(BeWELLジム/ISKA世界バンタム級5位)
判定3-0 ※49-46、48-47、48-47
●ダニエル・マッグウォーン(イギリス/チーム・ティュージム/ISKA世界バンタム級1位)
※志朗が王座を獲得。 

 志朗はタイで多くのタイトルを獲得し、ISKAのほかにもWPMF世界バンタム級5位、WBCムエタイ世界スーパーバンタム級19位にランキングされている22歳。昨年5月にISKAランキング戦でKO勝ちし、今回世界王座決定戦に臨んだ。

 対するダニエルは19歳とさらに若く、25戦21勝(15KO)3敗1分の戦績。タイ最大ムエタイ興行会社「ペッティンディープロモーション」が初めて契約した外国人選手として話題を集めた実力者だという。

 1R、志朗は左右ローを上手く当てていき、ダニエルは前蹴りを使いながらパンチをまとめて打つ。ダニエルの出鼻を挫くような先制攻撃が多い志朗。

 2R、志朗は右ローを集中的に蹴り、ダニエルにミドルを蹴られるとすぐに蹴り返す。ダニエルは組み付くとヒザを蹴りつつヒジを繰り出す。パンチを打っては組みにいくダニエル。

 3R、ダニエルはいきなり組み付いてヒザを見舞い、志朗のパンチにヒジを合わせようとする。志郎はヒジをもらわないようにストレートで反撃し、右ローを蹴る。

 しつこく組み付くダニエルに志朗はペースをつかみにくそうだ。

 4Rもダニエルは組み付いてのヒザを狙う。志朗は組み付かれる前に右ロー。徹底的に右ローを蹴る志朗はボディブローと前蹴りも見舞う。ワンツーで入ってくるダニエルにボディブローが突き刺さった。

 5R、パンチを出してくるダニエルに志朗は打ち合わず右ローを蹴る。

 前に出てくるダニエルにヒザ蹴り、右ストレートを放ち、終盤にはバックブローをヒットさせた。右ロー、右ボディブローを嫌がる素振りを見せるダニエル。最後は逃げの体勢となったダニエルを追いかけ、ヒジを連打したところで試合終了。

 志朗が判定で接戦を制し、ISKA世界タイトルを手にした。「試合はあまり面白くなかったですが、これからも頑張ります」と超満員の観客にさらなる飛躍を誓った。


 

左ミドルで瀧澤(右)を圧倒したバカイペット(右)

▼第12試合 メインイベント 日タイ国際戦 55.5kg契約 3分5R
○バカイペット・ニッテイサムイ(タイ/BBTVバンタム級王者)
TKO 5R 1分18秒 ※セコンドからタオル投入
●瀧澤博人(ビクトリー/日本バンタム級王者)

 歌手でもあり“歌うキックボクサー”として注目を集める瀧澤は、昨年8月に保持する日本バンタム級タイトル初防衛に成功。昨年12月25日に行われた第48回内閣総理大臣杯日本プロスポーツ大賞授賞式では、新人賞を受賞した。現在5連勝と勢いに乗る瀧澤の今回の相手バカイペットは、タイの7ch、BBTVのムエタイ中継で王者に君臨し、ムエタイバンタム級戦線で四天王のひとりとして知られる強豪。

 1R、瀧澤は伸びのある左ストレート。バカイペットは前進しながら右ジャブから左ロー、左ミドルを次々と当てて行き、瀧澤を追い込む。2R、バカイペットの前進は止まらず左ミドルからパンチにつなぐ。瀧澤は下がる一方だが、飛びヒザで反撃する。

 3R、バカイペットの左ローを効かされた瀧澤はコーナーに追い込まれる場面が目立ち、劣勢のまま。ダメージを隠し切れない瀧澤は4Rには自ら倒れてしまう場面も。このラウンドにも飛びヒザの奇襲を仕掛けるが、ヒットはない。

 5R、前に出るバカイペットが瀧澤をコーナーに追い詰め重みのある左ミドルの連打。瀧澤は一方的に打たれる展開となり、成す術なし。瀧澤のセコンドがタオルを投入し、バカイペットの圧勝に終わった。

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