【新日本キック】瀬戸口勝也、山浦俊一との流血戦を制す！46歳“鉄人”オリベイラが木下竜輔を下して新王者に

2024/03/03（日）UP
（最終更新：2024/03/04 14:00）

新日本キックボクシング協会
『MAGNUM 59』
2024年3月3日（日）東京・後楽園ホール
▼第12試合　新日本キックNJKF 交流戦　59kg契約　3分3R
〇瀬戸口勝也（横須賀大賀ジム/日本フェザー級王者）
判定3-0　※30-25×2、30-24
●山浦俊一（新興ムエタイジム/元NJKFスーパーフェザー級王者）
※山浦は900gオーバーのため減点2、グローブハンデ（瀬戸口が6オンス、山浦が8オンス）

　瀬戸口は、長らく新日本キックのフェザー級トップ戦線で活躍し、20年2月、5度目の挑戦となった日本フェザー級タイトルマッチで3R TKO勝ちし悲願のベルトを巻いた。22年10月にはTKO勝利で初防衛に成功。23年7月に大田拓真と対戦して判定負け。

　山浦は19年にNJKFスーパーフェザー級タイトルを獲得、20年にはWBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級王座を戴冠。21年11月のWBCムエタイ初防衛戦で、判定勝ち。22年5月のコンゲンチャイ・エスジムとの試合はKO負けも、9月は一仁から勝利。昨年2月はTAKUYAから判定勝ちも、6月にペッチ・パランチャイにKO負けを喫した。

　1R、瀬戸口は圧力をかけて左フックから右ボディブロー。この攻撃を連続で繰り出すと、山浦はカウンターの縦ヒジ打ちで迎え撃つ。それでも瀬戸口はボディを狙う。強引にボディ打ちを放つ瀬戸口が、初回からKOをとりにいく。

　2R、瀬戸口は前へ出てパンチを放つも、右目上から出血。それでも接近戦でパンチを放つ。山浦はカウンターのヒジ打ち。何回も首相撲で転がす山浦が、ペースを掴みかける。だが瀬戸口がヒジ打ちで逆に切り裂き、反撃を見せる。

　3R、瀬戸口は前へ出てパンチを放つ。すると右が入り、山浦がダウン。立ち上がった山浦は打ち合いに。そして瀬戸口がパンチ連打で二度目のダウンを奪う。後のない山浦は、組みついて瀬戸口を転倒させるが、逆転に至らず。判定は3-0で瀬戸口が勝利をものにした。

▶次ページは、木下竜輔vs.ジョニー・オリベイラ、佐藤界聖vs.大谷真弘

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