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【パンクラス】クレベル・コイケが西浦“ウィッキー”聡生をチョーク葬=全試合結果

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2019/09/01(日)UP

内藤(左)が1R TKO勝利で再起を果たした

▼第9試合 ONE SUPER SERIES ムエタイ フライ級(61.2kg) 3分3R
●渡辺優太(29=P.Kムエタイジム)
TKO 1R 1分22秒 ※レフェリーストップ
○内藤大樹(23=BELLWOOD FIGHT TEAM)

 渡辺は2011年にデビュー。元ラジャダムナン王者である師匠のチューティンから受け継いだムエタイスタイルを武器とし、これまでにWPMF日本、WMC日本、J-NETWORK、MA日本、MuayThaiOpenの5つのスーパーバンタム級王座を獲得している。今年3月にONEにキックルールで参戦を果たしたが、ルイ・ボテーリョ(ポルトガル)に判定負け。再度のONE本戦を目指し今回の参戦を決めている。

 対する内藤は2014年11月にSB日本スーパーバンタム級王座をKO勝ちで奪取。2015年8月に各団体の軽量級トップが集った『BLADE FC JAPAN CUP 2015 -55kgトーナメント』で那須川天心に敗北し、昨年11月に再戦を挑むも再びKO負け。再起を懸けた今年6月の笠原弘希戦でも延長戦の末に判定負けを喫している。

内藤のハイキックが直撃、ケージに叩きつけられた渡辺(右)

 立ち上がりは渡辺が様子を見る中、内藤が速い左右のローで渡辺の前足を削る。小さなキックとパンチを繰り出す内藤に、渡辺が反撃の左ローを放つと内藤はそれをキャッチ。バランスを崩した渡辺へ右ローから左フックを叩き込み、渡辺が頭を下げたところに内藤が右ハイキックを直撃させる。

 この一撃で渡辺はケージに叩きつけられるようにダウンを喫し、立ち上がろうとするも深刻なダメージと見たレフェリーはカウントを取らずにストップ。内藤が昨年11月以来の勝利をもぎ取った。

 マイクを握った内藤は「ONEのフライ級ヤバいやついっぱいいますけど、そいつらとやり合って一番上目指したいんで、オファー待ってます」と、強豪ひしめく本戦への出場をアピールした。


三冠王の小川(右)が貫禄の勝利を収めた

▼第7試合 ONE SUPER SERIES ムエタイ  バンタム級(65.8kg)3分3R
○小川 翔(26=OISHI GYM)
TKO 2R 2分37秒 ※右フック
●晃希(24=チームS.R.K)

 小川は蹴拳ムエタイスーパーライト級、WBCムエタイ日本ライト級、HOOSTCUP日本スーパーライト級の三冠王者。50戦を超える豊富なキャリアを持ち、空手仕込みの蹴りとボクシングで磨いたパンチを武器に様々なリングで激戦を繰り広げている。

 晃希は空手をベースとし、右ローと左ハイを得意とするキッカー。栃木県を拠点に活動し様々な団体へ参戦。DBS(ドラゴンボクシングスタジアム)の二階級制覇を含む国内六冠を達成している。

 両者オーソドックススタイルから、小川がタイミングのいい左フックを見せ晃希が左ミドルを返す。じりじりとプレッシャーをかけ右ローをコツコツと積み重ねる小川。首相撲は小川に一日の長があり、晃希を振り回してみせる。小川の右ストレートに晃希が左カウンターをかすらせ、返しの右フックを小川の顔面にヒット。ケージに押し込み連打を浴びせるシーンを見せた。

小川の強打に晃希は3度のダウンを喫した

 2Rも変わらず小川がプレッシャーをかけ右ロー。晃希の速い左右のパンチはしっかりガードし、左ミドルで晃希の体をくの字に折る。晃希をケージ際に追い込んだ小川はフェイントからの左フックを当て、続けたラッシュでダウンを奪う。立ち上がるも足に力が入らない晃希は避けてもバランスを崩し転倒。小川はバックスピンキックからラッシュを続け二度目のダウンを奪取。最後はケージまで後退した晃希に右フックを2発当てダウン。3ノックダウンで小川が貫録の勝利を収めた。

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