【RISE】那須川天心が初回KO、メイウェザー戦へ必勝宣言
RISEクリエーション
「RISE 129」
2018年11月17日(土)東京・両国国技館
▼第13試合 メインイベント RISE World Series -57kg契約 3分3R延長1R
○那須川天心(20=TARGET、Cygames/RISE世界フェザー級王者)
KO 1R 1分59秒
●内藤大樹(22=ストライキングジムAres/元SB日本スーパーバンタム級王者、RISE DEAD OR ALIVE -57kg TOURNAMENT 2017優勝)
那須川は今年6月にムエタイの一流選手ロッタン・ジットムアンノンとRISE世界フェザー級王座決定戦を争い、過去にないほどの苦戦を強いられながらも延長戦の末、勝利と王者の栄冠を掴んだ。さらに戴冠1戦目となった9月のRIZINでは、総合格闘家として世界トップクラスの実力を誇る堀口恭司を相手に、“世紀の一戦”とも呼ばれたキックマッチを戦い、ここでも白熱の攻防を展開して勝利。2014年7月のプロデビューから続くキックの連勝記録を「27」にまで伸ばしている。
その那須川の連勝ストップを今回狙うことになったのが、シュートボクシング(以下SB)の軽量級エースである内藤だ。14年11月にSB日本スーパーバンタム級王座を獲得した実績を持ち、昨年11月には「RISE DEAD OR ALIVE -57kg TOURNAMENT 2017」に出場し、各団体のトップ選手を破って優勝を果たした。那須川には15年8月の「BLADE FC JAPAN CUP 2015 -55kgトーナメント」決勝戦でKO負けしており、今回は3年越しの雪辱戦となる。
1R、内藤が右ミドルを蹴ると、那須川はぐっと踏み込んでワンツー、さらに左ローから左ボディと右フックのコンボ。
速攻で勝負を決めにきたか、那須川はスピードのあるパンチのコンビネーションで畳み掛け、内藤の体がロープで跳ね返ったところに左ストレートを合わせて先制のダウンを奪う。
なんとか立ち上がった内藤に対し、那須川はすぐさまパンチをまとめて左ストレートで2度目のダウンを追加。最後は那須川が左ストレートからのヒザ蹴り、続くパンチのラッシュで内藤をサンドバッグ状態に追い込み、レフェリーストップを呼び込んだ。
圧巻のKO劇で内藤を返り討ちした那須川は、マイクを握ると「今、内藤選手に『3年間ありがとう』と言われて・・・」と内藤がこの試合に懸けた気持ちを慮り感極まる。そして、声を振り絞るように「僕を追い続けてくれた内藤選手、ありがとうございました」と続けた。
さらに「皆さん知っていると思いますが、年末、メイウェザー選手と戦います。絶対に倒すために、明日からまた練習を頑張ります。絶対に倒します」と話し、年末の『RIZIN.14』で予定されているプロボクシング世界5階級制覇フロイド・メイウェザー・Jr(41=アメリカ)とのビッグマッチに向けて必勝宣言。
また、6月のRISE世界フェザー級王座決定戦で大苦戦を強いられたロッタン・ジットムアンノン(21=タイ)に対しても、「ロッタン選手、来年もう一度やりましょう」と再戦を約束した。
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