【チャクリキ】青木真也がノブ・ハヤシから一本勝ち=異種格闘技戦
国際チャクリキ協会『Dream Gate 10』
12月1日(日曜日)福岡県飯塚市 飯塚第1体育館
メインイベント 第15試合 異種格闘技戦 5分2R
○青木真也(フリー)
腕十字 2R 3分30秒
●ノブ・ハヤシ(ドージョーチャクリキ・ジャパン)
ドージョーチャクリキ・ジャパン館長のノブ・ハヤシ(41=ドージョーチャクリキ・ジャパン)は2009年1月に出場予定だった試合の血液検査で急性骨髄性白血病の罹患が判明。約6年の闘病生活を経て、2014年12月にリングへ復帰。以降も骨髄バンクチャリティとして大会を開催。リングに上がり続けている。
今年9月の『CHAKURIKI 4』では、ノブの体調不良(白血病影響の肺炎)によってエキシビション戦へと変更された異種格闘技戦のリマッチ。
青木は「元気になってまたやりましょう」というと、ノブは「何カ月も前から決まっていた試合をこんな形で受けてくれて感謝しています。またもう一度本調子に戻って青木選手ともう一度やりたいです」との言葉通り、ノブが主治医からOKを貰い、3カ月後となった今回、異種格闘技戦が実現した。
猪木vsアリ戦以降の格闘技業界の永遠のテーマとも言われる「~STRIKEvsGRAPPLE~」、打撃と組み技のせめぎ合いをテーマに組まれたこのカード。このルールは5分2Rマッチで、KOかギブアップのみにて勝敗が決まる。
1R、打撃一本で勝負するノブに対し、タックルでコーナーに押しテイクダウンを取った青木は得意の足関節で攻める。必死にロープに逃げるノブ。続けて青木は何回か足関節で攻めるがその度にロープブレイクで攻勢が止められる。終盤にはノブのハイキックが決まり青木はダウンを奪われる。
2R、ロープブレイクで膠着気味の展開に業を煮やした青木のセコンドの鈴木秀樹がノブをリング下に誘い込み強烈な椅子攻撃一閃! ダメージを負ったノブに青木がリング中央で腕十字を完璧に決め勝負有り。
負けてしまったノブだったが、試合後リング上のマイクで、青木、大会関係者に礼を言い、少しでも白血病に苦しむ人の励みになればと、今後も白血病チャリティで戦う事を宣言した。
写真提供/チャクリキ武湧会、ドリサポ
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