【チャクリキ】白血病から復帰のノブ・ハヤシ、青木真也に「打撃一本で勝負」
9月11日(水)東京・新宿FACEで開催される「CHAKURIKI4 ~STRIKEvsGRAPPLE~」の大会記者会見が行われた。
セミファイナルに出場するドージョーチャクリキ・ジャパン館長のノブ・ハヤシ(41=ドージョーチャクリキ・ジャパン)が会見に出席。第4回になる「CHAKURIKI」の大会について、「骨髄バンクチャリティ大会を開催できることをうれしく思います。現在は年1回のペースの開催ですが、もっと力をつけて、年2回3回と大会を大きくしていきたい」と語った。
ノブは2009年1月に出場予定だった試合の血液検査で急性骨髄性白血病の罹患が判明。約6年の闘病生活を経て、2014年12月にリングへ復帰。以降もリングに上がり続けている。
「勝ち負けにこだわりはなく、今できることを必死にリングの上で見せることで、今病気で戦っている人を勇気づけられることを信じて戦います」と、自身と同じく病気で苦しむ人々に少しでも勇気を与えられるようにという一心でリングに上がり続けることを宣言した。
今回の大会ではまさかのビッグネームとの対戦。元ONE世界ライト級王者・青木真也(36=フリー)と異種格闘技戦ルールの一戦が発表されている。
青木が会見に向け「君がいた夏は遠い夢の中 水に消えていった高級食パン」と、ロックバンド「ジッタリンジン」の歌詞をもじったコメントを残していた。それを受けたノブは「何言っているかわからないから笑っちゃった」と笑みを見せながらも「総合ではすごい成績を残している選手なので、MMAルールではわかりませんが、今回は異種格闘技ルールなので、キックボクサーとして打撃一本で勝負する」と、得意のストライキングで勝負を挑むと宣言した。
しかし「調べたら青木選手は献血が趣味」と、もしや闘病中に受けた輸血の血の主が青木である可能性を考慮。確認した結果、「青木選手はAB型で僕はO型なのでもらってなかった」と、安心して心置きなく叩けると安心した顔を見せた。
対戦相手としてみた青木は、ONEを主戦場とし世界タイトルも取っている超一流。しかしノブは「打撃に関しては自分が上」と自負を見せる。K-1という一流の選手が集まる舞台で、ヘビー級の猛者を相手に戦ってきた自身の打撃は、MMAの世界での打撃とは一味違うと、青木を圧倒する宣言。そして改めて「白血病で苦しんでいる方だけでなく、何かに悩んでいる人に自分の姿を通じて勇気を与えたい」と、全力で試合に臨む姿勢を見せた。
●編集部オススメ
・ノブ ハヤシ20周年記念試合で無念のTKO負け=2018年3月
・青木真也が肩固めで王座奪回、ONE初の日本大会は劇的幕切れに
・青木真也は二人いる? 一瞬でプロレスラーからMMA解説者への変化に”別人すぎる”
・【BBJ】柔術に励むHカップグラドルレスラー白川未奈「今は女子力よりも筋力欲しい」
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!