2020/07/31（金）UP
（最終更新：2020/08/03 16:47）

大夢（右）が判定勝利

▼第4試合 DEEP☆KICK 51kg契約 3分3R
●PRINCE博（NJKF ARENA）
判定0-3　※27-30、27-30、27-30
〇大夢（だいな/WIZARD）

　セコンドとともにダンスをしながら入場し、会場を盛り上げたPRINCE博だったが、大夢にワンツーや右ボディフックで圧をかけられるとロープを背に防戦一方に。

　2Rになっても大夢の猛攻は止まらない。痛烈な破壊音とともに放つボディフックを武器に、どんどんPRINCE博を追い込む。そして3Rが終了、ジャッジは三者とも30-27で大夢の勝利を支持した。

田中（左）が判定勝利

▼第3試合 DEEP☆KICK-60kg 3分3R
●隼斗（テツジム）
判定0-3　※27-30、27-30、26-30
〇田中陸登（拳狼会）

　リングに上がった田中は体にワセリンを塗っていたため体を拭かれ、口頭注意からのスタートとなったが、1R打ち合いの中で右を決め先制のダウンを奪う。劣勢に立たされた隼斗は押してからのミドルやヒザ蹴りで盛り返す。しかし、田中の牙城は高く、そのままポイントを加算され3-0の判定負けを喫した。

小森（左）が判定勝利

▼第2試合 DEEP☆KICK 56kg契約 3分3R
〇小森真琴（NJKF誠輪ジム）
判定3-0　※29-28、29-28、30-28
●麗聖（team Bonds）

　1R、麗聖より7cmほど背が高い小森は距離をとり、長いリーチを活かした試合運びで試合の流れを掴む。しかし麗聖も2R終盤から得意の右を活かして反撃を開始する。乱打戦になっても一歩も引かない。そんな麗聖に対して小森は飛びヒザ蹴りで追撃し、3-0の判定勝ちを収めた。

IMARI（右）が判定勝利

▼第1試合ミネルヴァ-51kg契約 2分3R
●AYA（BLA-FREY）
判定0-2　※29-29、29-30、29-30
〇IMARI（LEGENDジム）

　空手がベースのAYAとムエタイがベースのIMARIの一騎討ち。1Rから両者は何度となく打ち合いに挑むが、そうした中でもIMARIはミドルやヒザを必ず連打の中に混ぜていく。

　2Rが終わった時点でのスコアは1-1のイーブンだったが、IMARIは3Rになると滋賀県にあるLEGEND GYMの子供たちの声援を背にワンツーからの左ミドルで試合の流れをたぐり寄せる。一方のAYAも印象点の高い右ストレートで反撃。両者はラウンド終了まで果敢に打ち合い、ゴングが鳴ると客席からは惜しみない拍手が贈られた。

　判定は3Rの手数がモノをいって2-0でIMARIに軍配。レフェリーに右手を上げられると、18歳の女子ナックモエは涙を見せた。