元ラジャ王者 T-98が旧川崎球場でU系プロレスデビュー決定=8.29ハードヒット
パンクラスMISSION所属の佐藤光留が主催する現在進行形のU「ハードヒット」が、8月29日に神奈川県川崎市にある富士通スタジアム川崎(旧川崎球場跡地に建設された巨大スタジアム)にてニコプロpresentsハードヒット「KING OF HardHit初代王者決定トーナメント1回戦」が開催される。
この大会でムエタイの二大殿堂のひとつ、ラジャダムナン認定スーパーウェルター級王者を16年に獲得し、WPMF世界ミドル級王者などムエタイやキック7団体で王者となったムエタイゴリラことT-98(タクヤ=35)がワンマッチでプロレスデビューすることが決定した。
T-98は今年3月31日に東京・新木場1stRINGで無観客試合として開催されたニコプロpresentsハードヒット『男の美学』で、佐藤光留と1Rと2Rがキックボクシングルール、3Rがハードヒットルールという特殊な形式で3分3Rのエキシビションマッチを行っている。
佐藤もシュートボクシングに出場経験があるが、キックルールの1、2RはT-98が圧倒。佐藤はダウンをしながらもどうにか耐えて3Rに突入。グローブを外したT-98は掌底を出しつつ、何とタックルで佐藤からテイクダウンを奪い、スリーパーホールドを狙う場面も見せた。
佐藤は常々「凶器を使ったデスマッチもプロレスなら、勝ちだけを貪欲に狙っていくハードヒットもプロレス」と公言していた。ハードヒットルールは試合時間が15分なら5ポイント、10分なら3ポイントを持った状態で対戦し、ダウンしたらマイナス1ポイント、ロープエエスケープしたらマイナス1ポイント。持っているポイントがなくなったら負けといういわゆる“U系ルール”のプロレスである。
たった3分間とはいえ、このルールへの驚異的な適応力の高さを見せたT-98に対し、佐藤はハードヒットへの正式参戦をリング上で公開オファー。するとT-98は「3R目(ハードヒットルール)が面白かったんで。寝技いけるなって思ったんで、次あればハードヒットルールでオファーお待ちしています!」と衝撃発言。
そしてT-98はプロレスラーの田馬場貴裕を相手に、8・29川崎大会で10分1本勝負(3ロストポイント制)を行うことが決定。打撃だけでなく寝技も投げ技もあるハードヒットルールで、体重が100キロあるプロレスラー相手にT-98がどんな試合を見せるか注目だ。
なお「KING OF HardHit初代王者決定トーナメント1回戦」には佐藤光留をはじめ、関根シュレック秀樹(ボンサイ柔術)、ロッキー川村(パンクラスイズム横浜)らが参戦する。
なお、T-98と佐藤光留によるエキシビションマッチは、ニコプロ(ニコニコプロレスチャンネル)でPPVで見ることができる(https://www.nicovideo.jp/watch/1593601564)。
ニコプロpresentsハードヒット「KING OF HardHit初代王者決定トーナメント1回戦」
日時:2020年8月29日(土)
開場:13時30分
開始:14時00分
会場:神奈川・富士通スタジアム川崎
主催:ハードヒット実行委員会(代表・佐藤光留)
<決定カード>
▼T-98プロレスデビュー戦 3ロストポイント制 10分1本勝負
T-98(クロスポイント吉祥寺)
vs
田馬場貴裕(IMPACT)
▼KING OF HardHit 初代王者決定トーナメント1回戦 3ロストポイント制 10分1本勝負
佐藤光留(パンクラスMISSION)
vs
関根シュレック秀樹(ボンサイ柔術)
▼KING OF HardHit 初代王者決定トーナメント1回戦 3ロストポイント制 10分1本勝負
ロッキー川村(パンクラスイズム横浜)
vs
阿部諦道(浄土宗西山深草派)
▼KING OF HardHit 初代王者決定トーナメント1回戦 3ロストポイント制 10分1本勝負
和田拓也(フリー)
vs
飯塚優(HEAT-UP)
▼KING OF HardHit 初代王者決定トーナメント1回戦 3ロストポイント制 10分1本勝負
松本崇寿(リバーサルジム立川ALPHA)
vs
岡田剛史(TKエスペランサ)
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