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【新日本キック】王者・勝次が潘隆成の技巧を崩せず連敗、注目のモデルキックボクサー・アリスは初黒星

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2020/09/27(日)UP

心直が師譲りの技巧を見せつけスプリットながら判定勝利

▼第6試合 53kg契約 3分3R
●泰史(伊原道場本部)
判定1-2 ※28-30、30-29、29-30
〇心直(REON Fighting Sports Gym)

泰史はアグレッシブに攻め続けジャッジ1名の支持を得たが勝利はおあずけとなった

 泰史は元日本フライ級王者の肩書きを持ち、今年2月に新設のWKBA日本スーパーフライ級王座決定戦に出場。しかし日畑達也の強打の前に敗れ、今回が再起戦となる。ベテラン・健太の愛弟子である心直はジュニアキックで腕を磨いたテクニシャン。高度な技術戦が期待できる一戦となる。

 1R、心直がサウスポーの構えから左ロー、左ミドルでプレッシャーをかけつつ前進。泰史の右ミドルを上手くグローブで受け、右ジャブから左ローを刻む。泰史がパンチでコーナに詰めるとフットワークを使い脱出。心直がテンポよく左ミドル、ローを打ち分けペースを握る。

パンフレットには話題先行と書かれた心直は、高い技術と確かな実力を証明した

 2Rも心直が左ローを中心にバリエーションのある攻撃をヒット。泰史が右ローを空振りすると、すぐさま心直が左ローからミドルのコンビネーション。泰史の右ストレートが浅く当たりバランスを崩すヒヤリとするシーンはあったが、左ストレートを当て返し泰史を後退させる。

 3R、泰史が距離を詰めて放つ右ストレートは、心直がダッキングで回避し組みついてヒザの展開へ。一発のある泰史がステップインしながらパンチも、心直は距離を保ち右ローを刻み続ける。圧力をかけ続ける泰史を心直が最後まで流し切るまま試合終了。ジャッジ1者が泰史の積極性を評価したが、2者が心直の技術を評価し勝利を収めた。


55歳の中村がデビュー戦に挑んだが、39歳平田のパワーにKO負け

▼第5試合 57kg契約 3分3R
●中村哲生(伊原道場本部)
TKO 1R0分55秒 ※右フック
○平田尚人(Tri.H studio)

 中村は55歳にして今回がデビュー戦。一方の平田も39歳でデビューを迎えたナイスミドル同士の一戦が第5試合に組まれた。

 開始早々に平田が左右フックで前進。中村は左右ミドルで応戦するが、平田の重いパンチ連打を受けぐらついた中村からレフェリーがスタンディングダウンをとる。再開後も平田はパンチ連打で前進し、コーナー付近で右フックをヒットすると中村がマットに倒れダウン。崩れ落ちた中村を見たレフェリーは即座に試合を止め、平田のKO勝利を宣告した。


クロスポイント吉祥寺の新星・新田が瀬川との再戦を制した

▼第4試合 57.5kg契約 3分3R
●瀬川 琉(伊原道場稲城支部)
判定0-2 ※28-30、29-29、29-30
○新田 宗一朗(クロスポイント吉祥寺)

 瀬川と新田の対戦は昨年10月以来2度目。前回は大技を見せる新田を瀬川が迎え撃つも、決め手なくドロー。両者ともリマッチで完全決着を目指す。

 1Rは新田が瀬川の体ごと押し戻すような強烈な右ミドルでペースを握るが、2Rは瀬川がパンチで主導権を引き寄せる。瀬川の前進に押されながらも、新田は長いリーチのパンチとヒザで迎え撃つ。

 3Rには入り際のヒジで瀬川が左目上を切りドクターチェックを受ける。再開後の瀬川の前進も右ミドルと右テンカオで反撃する新田が判定を引き寄せ、僅差ながら再戦を制した。

▶次ページはモデル兼キックボクサー・アリス2戦目ら女子マッチ

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