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【新日本キック】勝次が計量パス、亡き恩師・藤本会長へ勝利誓う

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2020/09/27(日)UP

勝次が計量パス、今年最初の勝ち星を狙う

 9月27日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『TITANS NEOS 27』の前日計量が26日都内にて行われた。

 第9試合[メインイベント 63.6kg契約3分3R]に出場する勝次(33=藤本ジム)、潘 隆成(27=クロスポイント吉祥寺)の両選手が計量に臨み、勝次が63.5kg、潘が63.45kgでともに計量をパスした。

 勝次が所属していた「藤本ジム」は今年1月に閉鎖し、会長を務めていた藤本勲氏は今年5月に逝去。現在勝次は伊原道場を練習拠点としているが、今回の試合は「藤本ジム」所属として出場する。

パンチで攻める勝次(左)

 勝次は1月の所属ジム閉鎖以来、練習がままならない時期が続いていたという。その後6月1日から伊原道場が通常通りの営業を開始。「(6月以降)自粛期間で失っていたものを取り返して、いつも通りバッチリです」と、この試合に向けたコンディションの良好ぶりを語った。

 その伊原道場では、伊原信一代表の指導のもとハードな日々を送っているという勝次。伊原代表から「昔はよかったんだろ、忘れていたものをもう一度思い出してみろ」と発破を掛けられる上、伊原代表の”圧”を感じる指導を受け「試合みたいな緊張感、いい緊張感で練習ができています」と充実した様子を見せる。

 対戦相手の潘の印象を「蹴りが上手い選手」と分析。タイに住み込んで修行していた点に触れると「僕もムエタイスタイルの練習はしています。ムエタイで来ても、ローキックで来ても対応できます」と、どんなスタイルにも対応できると自信を見せた。

タイ帰りの潘を相手に勝次は恩師へ捧げる勝利を手にできるか

 今回は藤本会長の逝去以来、初めての試合。「藤本会長のことは毎日思い出しながら練習しています」と恩師へ思いを馳せながら日々を過ごしているという勝次は「藤本ジムを名乗って試合をするのが初めてなので、ここで負けるわけにはいかない」と伝統を背負う覚悟。「リング上で勝ってる姿を天国から見てもらいたいです」と、勝利をもって恩師への報告とする構えを見せた。

 新日本キックボクシング協会の歴史を作り上げてきた「藤本ジム」と「伊原道場」のハイブリットの道を歩む勝次。「藤本ジムの伝統と、伊原代表の教えをミックスさせて見せたい」と、新たな”勝次スタイル”を構築しているという。
 2月の試合では強豪タイ人・ロンペットに判定負けし、今年はまだ勝ち星なし。勝次は仕切り直しの一戦で「今年初めての『1・2・3・ハッピー!』を楽しみにしててください!」と、勝利のかけ声を披露すると宣言した。

<計量結果>
▼第9試合 メインイベント 63.6kg契約3分3R
勝次(藤本ジム) →63.5kg
vs
潘 隆成(クロスポイント吉祥寺) →63.45kg

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