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【K-1】安保瑠輝也が元アウトサイダー王者・啓之輔、元新日レスラー北村克哉にKO勝利も、ホスト2人にはまさかのドロー

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2020/12/13(日)UP

■武闘派ホスト2人、安保に”反則”連携技で苦しめる

中段前蹴りで腹をえぐる安保

▼第1バウト
△安保瑠輝
ドロー(判定決着無し)
△涼真&渋谷春

 第一試合は、涼真&渋谷春の浪速のホストコンビ。2対1の変則ルールとなる。グローブは12オンス。ハイキックと顔面へのヒザ蹴りは禁止となる。

 涼真は高校卒業後「5年くらい軍隊に入ってた」と自衛隊出身とのこと。また高校時にはボクシングをやっており、全国大会に行った腕前だ。
 もう一人の渋谷は身長186cm、体重70kgと、180cmでK-1ウェルター級(-67.5kg)の安保より体格で勝る。

 1R、渋谷が蹴りを、ボクシング経験者の涼真がパンチで攻める。安保は襲い掛かる二人に、代わるがわるパンチ主体で応戦。安保の左フックが渋谷の横っ面をとらえ、ダウンを取る。

 立ち上がった渋谷だが、安保はまずこの渋谷に狙いを定めたようで、涼真を無視してはパンチ連打。死角となった涼真から側頭部を打たれるも、構わず渋谷を連打の安保。

 しかしうるさくなったのか、涼真に振り返ると、前蹴りからボディへのヒザでダウンを取る。
 涼真は立ち上がるも、3者見合ったまま1R終了。

ホスト2人が路上さながらの連携技

 2Rも、相変わらず安保が狙いを定めたのは、渋谷。しかしホスト2人も連携を見せ、安保をコーナーにまで詰めると、渋谷が被弾覚悟で安保をクリンチ。腕をクリンチされたまま、涼真に殴られまくる安保。

 レフェリーに注意されるも、その後もこの”作戦”を使う2人。安保がキレたのか、涼真に右フックを入れると、涼真がダウン。立ち上がった涼真に、安保が追い打ちの前蹴りを入れると、またもうずくまる涼真。
 2ダウン退場のルールにより、涼真がリングを降りる。

 1対1のタイマンとなってしまった渋谷。残り時間40秒で、渋谷が力ない蹴りを放つも、安保は今までの憂さ晴らしとばかりにタコ殴り。蹴りやヒザを入れると渋谷はダウン。そのまま試合終了となった。

 判定決着はなく、結果は引き分けとなった。

▶次ページは、安保の弟分・弘輝vs浪速のホスト

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