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【KNOCK OUT】関西三冠王・兼田将暉が栗秋の強打封じ競り勝つ、バンタム級リーグは安達浩平が王座決定戦へ

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2021/04/04(日)UP

安達が工藤を圧倒して判定勝ち、響波との王座決定戦へコマを進めた

▼セミファイナル(第5試合)KNOCK OUT-REDバンタム級王座決定リーグ戦 3分3R
○安達浩平(4点/team AKATSUKI/J-NETWORKバンタム級王者)
判定3-0 ※30-27、30-28、30-27
●工藤“red”玲央(3点/TEPPEN GYM)
※安達がトータル6点を獲得

工藤は最後まで攻撃の手を緩めなかった

 本リーグ戦はREBELS-RED バンタム級王座決定リーグ戦としてスタートしたが、REBELSブランドの封印に伴い、KNOCK OUT-RED王座を争うリーグ戦となった。昨年2月大会に6選手参加により開幕した本リーグだったが、新型コロナの影響で大会中止や延期が相次ぎ、当初の予定からリーグ戦の期間が延長。その間に3選手が参加辞退し、響波がトータル4点で規定の公式戦を終えている。
 全公式戦終了後に獲得点数1位と2位の選手により王座決定戦が行われるため、この一戦の結果によって5月に実施予定の響波との決勝戦のカードが確定する。

 1R、工藤が左右フックからローで突進。安達もワンツーで応戦する。工藤の入り際に合わせた安達の大きな右フックがヒット。手数が減った工藤に安達がワンツーから左ボディ、右ローとコンビネーションをヒット。終盤やや息を吹き返した工藤が、ワンツーから右ローで応戦する。

安達は上下に散らすコンビネーションで工藤から次々とヒットを奪う

 2R、左ジャブから右ローの工藤へ、安達が右ストレートを上下に散らす。左右フックからロー、左テンカオで前進する安達。工藤をロープに詰め強烈な右ボディを打ち込む。打たれ強さを見せる工藤は、コツコツと左ジャブからロー。終盤手数が減った安達のガードの上にワンツーから右ロー、左縦ヒジと攻勢を見せる。

 3R、スタミナの落ちない工藤がワンツー連打で前進。安達は左ロー、右縦ヒジで迎え撃つ。工藤の前進に合わせて安達の左右フックがヒット。工藤は手数を止めないが、タイミングのいい安達のパンチ、左ミドルのヒットを許す。安達が左右フックを上下に散らすと、工藤もワンツーから右ローで応戦。安達が立て続けにクリーンヒットを奪うも、工藤も手数を止めない。終了直前にロープからコーナーに下がる工藤に安達がワンツー、右ボディ、右ミドルで追撃。工藤がぐらつくがダウンを拒否するまま試合終了のゴングがなった。

 激戦となったリーグ最終戦は、終始クリーンヒットを奪い続けた安達が大差の判定勝利。リーグ戦トップの6点を獲得し、響波が待つ5月予定の王座決定戦へコマを進めた。


プレッシャーをかけ続けた森岡が横野を下す

▼第4試合 KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級 3分3R・延長1R
○森岡悠樹(北流会君津ジム)
判定3-0 ※30-29、39-27、30-27
●横野 洋(キックボクシングジム3K)

後半に左右ストレートでヒットを奪った森岡

 森岡は昨年2月の『KNOCK OUT』で小笠原裕典、12月の『REBELS』では古村光に敗れ連敗。KNOCK OUTの新シリーズで再起を狙う。対する横野はK-1で活躍する近藤三兄弟が送り出すホープ。DEEP☆KICK初代-57.5kg級王者の肩書きを持ち、1月の『REBELS』では炎出丸を右ヒジで切り裂き存在感を示した。

 1R、森岡が右のロー、ハイで前進。横野はタイミングのいい右ジャブ、右前蹴りで距離を保つ。両者パンチを出すも単発で静かな立ち上がり。

横野の長いリーチのストレートも光る

 2R、森岡が右ストレート、左ミドルでプレッシャーをかける。横野は下がりながら左ジャブ、森岡を懐に引き込み左ヒザ、右縦ヒジを見せる。森岡が下がりながら右ストレートを上下に散らし、ボディに打ち込まれた横野はやや効いたか後退する。

 3R、森岡が右ストレートを軸に前進。横野は下がりながら右テンカオを見せるも、森岡も負けじと右テンカオで応戦。下がる横野へ森岡が右ストレートをヒットし、ロープまで吹き飛ばす。森岡が徹底した右ストレート、右ヒジを叩きつける攻勢を見せ、横野は手が出ない。最後はニュートラルコーナーを背負った横野へ森岡が右ストレートを叩きつけたところで試合終了のゴングが鳴った。

 判定は1者が1点差としたものの、残り2者が3点差をつける森岡の判定勝利。昨年2月の参戦以来初のKNOCK OUTグループ勝利を飾った。

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