【KNOCK OUT】関西三冠王・兼田将暉が栗秋の強打封じ競り勝つ、バンタム級リーグは安達浩平が王座決定戦へ
株式会社 Def Fellow KNOCK OUTプロモーション
『SACRED FORCE presents KNOCK OUT-EX vol.1』
2021年4月4日(日)東京・新宿FACE
▼メインイベント(第6試合)KNOCK OUT-BLACKフェザー級 3分3R・延長1R
●栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)
判定0-2 ※29-29、29-30、28-29
○兼田将暉(RKS顕修塾/K-1甲子園2017 -60kg優勝、ACCELフェザー級王者)
栗秋は常に王座を狙うポジションに位置してきたが、昨年9月のKNOCK OUTで宮元啓介、12月のREBELSでダウサコン・モータッサナイに判定負け。今年2月にはシュートボクシングで笠原友希と対戦も、裏投げを決められるなどいいところなく判定で敗れた。今回、新ブランド『KNOCK OUT-EX』のリングで再浮上を狙う。
対する兼田将暉は「K-1甲子園2017」の-60kgで優勝した後、愛知のHEAT(キック部門)をはじめACCELやRKSで王座を獲得し三冠王。関西キック界のフェザー級でトップに君臨している21歳だ。
1R、サウスポーの兼田は細かい右ローで牽制。栗秋は大きな右ハイキックでプレッシャーをかける。栗秋の左フックが浅くヒットし後退した兼田へ栗秋は飛びヒザ蹴り、右ハイと大技を仕掛けていく。兼田はリングを回りながら細かく右ローをカーフへ、左をインローへヒットさせる。終盤栗秋が組んでヒザを突き上げペースを引き戻す。
2R、兼田の左ローが栗秋の下腹部へヒットし中断。再開後には栗秋の右ローが兼田の下腹部に入り試合が止まる。再開後、兼田がワンツーをヒットさせながら前進。栗秋をロープに詰めパンチをまとめる。栗秋は大ぶりの左フック、右ハイキックを強振して応戦するが、兼田が細かいワンツー、左インローを的確にヒットしペースを握る。
3R、兼田がワンツーから右ロー、右ミドルで栗秋を下がらせる。栗秋はガードを固めるが、兼田の右アッパーがガードの隙間からヒットし栗秋のアゴが上がる。下がる栗秋に兼田が飛びヒザ蹴りを浴びせ、栗秋が転倒するもノーダウン。栗秋は単発の大きなフックを振り回すが、兼田は冷静にカウンターの左ストレートを上下に散らす。近づけば右アッパー、離れればワンツーからローと距離を支配した兼田が攻めるまま、試合終了のゴングがなった。
ジャッジは1者目がドローとしたものの、残り2者が兼田の勝利を支持。兼田が初参戦で栗秋を下し、KNOCK OUTのフェザー級戦線に名乗りを上げた。一方の栗秋は4連敗となり、いよいよ後が無くなった。
マイクを握った兼田は「結果で言えば勝ちましたが、KNOCK OUTにふさわしくない試合でした。これではフェザー級のトーナメントが開催されても1回戦で負けてしまうので、もしよければワンマッチでもう一試合組んで下さい」と、リング上から宮田プロデューサーへ再出場を直訴した。
次ページはバンタム級王座決定リーグ最終戦と森岡vs横野のスーパーバンタム戦
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