【KNOCK OUT】ぱんちゃん璃奈、太ももの筋トレで”蹴りの威力”がUP!鈴木会長が「一気に化ける」と太鼓判
4月25日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『KNOCK OUT 2021 vol.2』で、MIREY(35=HIDE GYM)との再戦に挑む、KNOCK OUT BLACK 女子46kg級王者・ぱんちゃん璃奈(26=STRUGGLE)が3月31日(水)東京・STRUGGLEで行われた会見で、試合に向けての意気込みを語った。
ぱんちゃんは、昨年11月のレベルスの大会を最後に、右拳の負傷により欠場が続いていたが、約5か月ぶりの試合復帰となる。本来は、大物日本人選手との戦いが予定されていたが、事情により試合の実現には至らず。代わりの選手として、強豪タイ人との試合の可能性が高まったが、新型コロナウイルスの影響で、呼ぶことが出来なくなった。
そんな中で、19年に一度対戦しているMIREY(35=HIDE GYM)との試合が組まれた。対戦相手がなかなか決まらず、モチベーションの低下もあったが、「試合を楽しみにしてくださってるファンの方が多いので、試合に出ないといけない。なので、モチベーションをしっかり上げたい」と前を向いた。
ぱんちゃんは「国内でベルトを持っている選手と戦いたい」と以前から公言している。「強いと思われたら(自身の持つKNOCK OUTの)ベルトが欲しいと思われる。割とキャリアの低い選手には戦いたいと言われるけど、チャンピオンから言ってもらえるようになりたい」との思いもある。
そのため、今回の試合では”差を見せて勝つ”ことがテーマとなる。「とりあえずダウンを取りたい。今のスピードとパワーがあれば、ダウンが取れると思っている。『いつもなんで取れないのか』と思っているくらいです。もっと落ち着いて、(相手の動きを)見て当てれば倒せる。そこは自信を持っています」と圧勝を宣言した。
気になるのが、昨年に怪我を負った右拳の状態だ。「2月に入って打てるようになりました。2月半ばには、気にせず打てるようになりました。多少、傷はまだ痛いけど、気にせずに打てているので問題ないです。今は9割くらいで打っています」と順調ぶりを話す。
記者から”減量”についての質問が飛ぶと「1年で2kgずつくらい増えているので、今回が一番(減量が多い)です。さっき体重を測ると52.3kgだったので、6kg弱になります」という。減量幅は大きくなってしまうが「いつもそこまでギリギリで減量はしていなくて、余裕がある減量をしているので、大丈夫」と問題なさそうだ。
ぱんちゃんは、精力的に筋トレを続けている。先日のSNSには、自身の太ももの進化を、ジムの会員の方から言われていたことを綴っていた。それについて聞かれると「太もも太くないですか。太ももが成長中です」という。重りを使った太ももの筋トレをしており「体幹もそうだけど、蹴りの威力も変わってきます」との実感もある。
その後のミット打ちでは、鈴木会長の持つミットに、左右のミドルキック、ヒザ蹴りをはじめとする強烈な蹴り技や、キレのあるパンチをテンポよく打ち込んだ。鈴木会長は「体の使い方が良くなってきました。今まで、部位別で動くことが多かったが、フィジカルを強化して、そこがやっとつながってピタッとハマると一気に化ける」と今後のぱんちゃんに期待のコメントを寄せた。
最後に、ぱんちゃんは今後の展望について「私が負けると思われる選手と戦ってしっかり勝つこと。防衛戦がしたいよりも、戦いたい選手と戦うのがいい。46kgで防衛することにこだわりはなくて、相手に合わせて戦えたらなと思っています。その方が盛り上がってもらえると思うし、モチベーションが凄く上がる。すごいモチベーション上がって、今までで一番嬉しかったので、その感情のまま練習したら強くなれるので、(宮田プロデューサーに向かって)お願いします」とコメントした。
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