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【パンクラス】フェザー級王者ISAOが3度目の防衛成功、元修斗世界王者・松本光史がTKO負け、ライカは法DATEに判定負け

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2021/05/30(日)UP

“大沢軍団”期待の新鋭の中田大貴が田村一聖をTKO葬!

▼第6試合 フェザー級 5分3R  
●田村一聖(フリー/5位、第6代フェザー級K.O.P.)
TKO 1R3分36秒 ※タオル投入
〇中田大貴(和術慧舟會HEARTS)

中田のパウンドが田村の顔面を直撃した瞬間

 ベテランvs新鋭の対決。田村は08年に修斗でデビューするとその後UFCに参戦し、15年からパンクラスへ。16年には現DEEP王者の牛久絢太郎に勝利し第6代フェザー級K.O.P.となり、RIZINに参戦する堀江圭功にも勝利をおさめたが前戦ではアキラに2RパンチでKO負けしている。

 対する中田は大沢ケンジ率いる和術慧舟會 HEARTS所属の25歳。20年にパンクラスでプロデビューしキャリアは3戦2勝1敗。今年2月のRoad to ONE:4th Young Gunsでは1RでTKO勝利を収めている。

元UFCファイターを下す大金星の中田大貴

 1R、右ローから入る田村、カーフキックを連打する。中田は組むとケージに押し込んで離れた一瞬でパンチを連打、田村のカーフにストレートを合わせる。中田が右フックを当てると田村も左右のフックで応戦。するとパンチの交錯の中、田村の右が当たり中田がぐらつく。さらに互いに激しく左右のフックを打ち合う。頭を下げて潜るようにフックを打つ田村、飛び込んでの右ストレートが顔面を捉えるがやや勢いが落ちて来たか。
 そして田村がまたも右を振ったところに中田が左フックのカウンター。ぐらついて下がる田村を追いパンチの連打を浴びせる。必死に打ち返す田村だが中田の左フックを浴びてダウン。中田がパウンドをまとめたところでレフリーがストップした。中田が元UFCファイターから金星を挙げた。


元ボクシング世界3階級制覇のライカが22歳の法DATEに判定負け

▼第1試合 フライ級  5分3R
●ライカ(RIGHT THING ACADEMY/3位)
判定0-3 ※28-29×2、27-30
〇法DATE(Team DATE)

 ライカは2000年に女子プロボクシングでデビューし、女子ボクシングの世界王座認定団体であるIFBAとWIBAで世界3階級制覇を達成した。14年1月に引退するとキックボクシングとMMA(総合格闘技)に参戦し、現在パンクラス女子フライ級ランキングは3位。

 前戦は今年1月『RISE 145』でのキックボクシングルールで、J-GIRLSフェザー級王者・浅井春香に判定負けを喫した。

 対する法DATEは、武術エンターテイナー集団『Team DATE』の一員で、謎のインド王族武術「マハーラージャ カルーリカ&ヨーガ」を操る。”Team DATE四姉妹”の三女で、長女・華DATE、次女・直DATE、四女・華蓮DATEも、ともに格闘技のリングに上がっている。
 19年12月の『PANCRASE 311』で鈴木万李弥に判定負けを喫して以来、約1年半ぶりのパンクラス参戦となる。

 今年でプロデビュー21年目となる大ベテランのライカと、22歳の法DATE。年齢差23歳となるこの対決、果たして勝利を掴むのはどちらか。

 1R、序盤からプレッシャーをかけるのはライカ。法DATEは距離を取ってステップを踏みミドル、サイドキックを蹴っていく。ライカはその蹴り足をキャッチしてストレート。法DATEは組み付いていくがライカがもろ差しを取る。四つ組みから互いに太ももやボディへヒザを当てていく。ブレイクがかかるとライカが左フックを当てる。法DATEはバックスピンキックも見せる。再び組みになったところでラウンド終了。

 2R、インローの法DATE、さらに首相撲からヒザを連打する。ライカは詰めてパンチを狙うが法DATEは左右に動いて的を絞らせない。組んだライカはもろ差しからテイクダウン。法DATEはライカの両腕を抱えてパウンドを打たせない。ライカは上からなかなか展開が作れない。一旦立って離れてから飛び込んでパウンドのライカ、密着したところからコツコツパンチを当てる。

トップから攻めるライカだったが、チャンスをものにできず

 3R、飛び込んでボディへサイドキックの法DATE。追っていくライカは法DATEのミドルを掴んで片足タックル。もろ差しを作ったがテイクダウンを取ったのは法DATE。ライカはすぐ立つと四つの攻防となり、しばらくするとブレイクに。詰めてくるライカに法DATEのハイキックが当たるが、ライカは引かずに左右のフック。法DATEは組みからテイクダウンしてマウントを取るとパウンド。しかしライカは上を取り返す。最後はライカが飛び込んでパウンドを狙うが法DATEはそこを三角絞めの形でキャッチ。ライカが抜け出したところで試合終了。判定は3-0で法DATE。多彩な蹴りを見せ勝利を掴んだ。

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